めまい

めまい・ふらつき

当院が最も力を入れている症状の一つです。
多くの方が来られ、治療実績があります。

私は以前よりめまい、平衡感覚の研究をしてきました。
めまいの原因は貧血や疲れ、高血圧(低血圧)ではなく、内耳の問題です。

三半規管の環境改善が最大の課題です。
反応点治療による鍼灸治療が有効です。

このページの一番下に学会等で発表したテーマも紹介しています。

当院でよくある例

病院で脳の検査を受けても異常が見つからない方が多く来院されます。

原因は分からないままなので強い不安を感じてしまうようです。


また、もう治らないのではないかと気持が落ち込んでしまいます。

つらさが長引くと、精神的にもまいってしまいます。

症状

  • 目がグルグル回る(回転性めまい
  • 天井が回る
  • 寝返りをうつとグラグラする
  • クラクラする
  • フワフワする
  • まっすぐ歩けない
  • つまづくことが増えた

原因

めまいは、平衡感覚の障害(平衡失調)です。

平衡感覚の間違った信号が脳に伝わることで脳に混乱が生じます。

平衡感覚の仕組み

平衡感覚は前庭器官(内耳)でキャッチします

前庭器官(三半規管等)から情報が脳に送られます

姿勢の維持や運動の調整に重要な役割をはたします

めまいが起きる時の仕組み

内耳に障害が起きると間違った情報が送られます。

例えば、まっすぐに立っていても

「どちらかに傾いている」

と脳に伝えられてしまうのです。

平衡感覚は左右にそれぞれある前庭器官で感じ取ります。

左右両方からの信号が脳に送られます。


しかし上の例のように間違った信号が送られてしまうのです。

本来同じであるべき左右の平衡感覚ニズレができているのです。

このように内耳のコンディションに左右差ができると頭(脳)が混乱して

めまいを感じることになるのです。


原因は内耳周辺の環境の悪化なのです。

貧血や血圧との関連

一般的には貧血のせい、血圧のせいだと言われることがあります。

しかし、これらには疑問があります。


貧血が原因ならば貧血が改善するまで、ずっと目が回っているはずです。

「10分程横になって休んだらめまいが一旦おさまった」
こんなことがあります。

まさか、10分間で貧血が解決したとは考えられませんから。

また高血圧、低血圧など血圧の変化が原因だと仮定します。

もしそうならば運動して血圧が上がったり、その後下がったりしたら

そのたびに目が回るはずです。


こう考えるとこれらの考え方には矛盾があると感じます。

貧血、血圧に目を向けていると必要なことを見逃す可能性があると思っています。

治療

内耳環境の改善

内耳の炎症などの改善を図ります。

ここでの感じ取り方が間違ってしまうことが大きな問題だからです。

内耳に関係する場所の状態の改善

耳鼻咽喉領域のケアが必要です。

具体的には耳、鼻、咽喉のコンディション改善です。

粘膜や管でつながっているので、互いに影響を及ぼしてしまいます。

これが非常に大切なポイントです。

注意しておきたいこと

  • 平衡感覚は直接大脳には送られないためしっかりと自覚しにくい
  • 花粉症等で鼻炎のある方はめまいを起こしやすい
  • 治療には少し根気が必要です
  • 首こりや肩こりが大きな原因になっている場合があります

過去の学会で発表した研究テーマ

  • 「平衡機能検査と内耳点刺激との関連」
  • 「平衡感覚の調整と平均台演技との関連」

学会にて

福岡学会  岐阜での発表