六甲山は恐怖スポットなのか
2020年07月07日、掲載
六甲山に行くと気分が悪くなる
以前私が相談を受けた恐怖体験です。
とある20歳代の女性です。
真剣な顔で話し始めました。
「私は六甲山に行くと気分が悪くなるんです」
「それに何だかしんどくなってしまう」
「ひょっとしたら何かの霊が・・・」
「一度ではなく行くたびに感じるんです」
「とにかくなんか恐いんです」
「霊感は強くない方だと思うんですけど・・・」
なんだか不気味ですね。
霊の仕業かと心配な様子でした。
しかしこの話を聞いて、私は心霊現象ではないと感じました。
では何なのか?
その正体は、乗り物酔いです。
私が「車に酔っただけやで」と伝えると
「えっ!、そうなんですか?」
拍子抜けしたようでした。
いやいややはり霊の仕業だと思うよと言いたい人もいるのかもしれませんね。
ちょっと考えてみましょう。
ご存知の方は思い出してください。
車で六甲山を登るとき、通る道はどんな状態でしょうか?
そうです。
グルグルと曲がりくねった道が続きますね。
走行していると三半規管が揺り動かされてしまいます。
三半規管の中のリンパ液が短時間に何度も動きます。
健康だと思っている方でも、多少は影響を受けます。
平衡感覚に問題があればなおさら乗り物酔いの症状が出ます。
体調が下降気味、風邪気味だと気分が悪くなりやすいですよね。
きちんと平衡感覚のコンディションを整えてドライブに行った方がいいと私は思います。
乗り物酔い、フラフラ感、めまいは内耳に問題があると考えます。
やはり耳、鼻、咽喉のコンディションが悪いと平衡感覚の障害が起こりやすくなります。
大切なのは、これらの反応点へのお手当です。
乗り物酔いになりやすい方はここに注目したいですね!
2020.7.7