しびれ感
2020年02月24日、掲載
しびれって何だろう
ほとんどの人がしびれは経験していますね。よくあるのは長時間正座をした時に感じたあの感じです。
一説によると、しびれは血流障害が原因だとされています。
また他にも神経障害によってしびれを起こすとも言われます。
正座でしびれた場合、足を崩して血流が確保されてからもしばらくは、しびれ感が続きます。
また神経障害とは何かを考えた時に、障害の結果としてしびれるというのは私には理解できません。
神経障害とは、マヒを起こすことではないのでしょうか。
したがって私は血流障害や神経障害が原因とする説には疑問を感じます。
実はこのしびれがどのようにして起きているかということは完全には解明されていないのです。
そんな中でもはり師・きゅう師としてどう考え、どう取り組むかを考える必要があるのです。
私の考え方
私の場合はまず筋肉の緊張に着目します。
この緊張が皮膚や筋膜に影響を及ぼし、突っ張りを起こすことになるのです。
この変化がこの場所に存在する受容器(神経のアンテナ)を継続的に刺激します。
その信号を脳では「しびれ感」としてキャッチしているのだと私は考えています。
筋肉の緊張という観点から・大きな力を出したとき、長時間体を緊張させたとき、このような時に症状が出やすくなると考えています。
当院の例で言いますと以下のようなケースがありました。
・激しい運動をした
・草刈り機を長時間使った
・高圧洗浄機を使った
・草むしりをした
・車や窓ガラスを磨いた
力を込める動作が一番危険だと思われます。
筋肉、筋膜、皮膚に着目して緊張緩和を図ることが当院での施術方針です。