頭痛
2019年05月20日、掲載
偏頭痛持ちの方は天気や気圧の変化にも症状が左右されますね。
つらい症状ですが、頭痛は筋肉痛の一つだと考えています。
側頭部痛、後頭部痛、前頭部痛等それぞれの筋肉の緊張があります。
それぞれの頭痛が起きる仕組みは違っています。
当院の鍼灸治療では各部の筋肉、腱膜に着目します。
なお、急な激痛の場合は躊躇なく救急車を要請して下さい。
頭痛のタイプと当院の鍼灸施術
当院では筋肉の緊張を引き起こすきっかけになったものも考えます。
そのきっかけとなる場所の反応点と筋肉の反応点両方に鍼灸施術をおこないます。
頭の横(側頭部痛 )
顔の筋肉と側頭部(耳の上)の筋肉の反応点を鍼刺激 します。
顎の筋肉等、咀嚼筋全体の確認が必要です。
食いしばりや、歯ぎしりをする方は痛むことが多いと感じます。
後頭部(後頭部痛)
咽喉(のど)の反応点と首肩の筋肉の反応点を鍼刺激 します。
喉の粘膜の炎症は首肩の筋肉を緊張させてしまいます。
首肩のコリが強い場合に後頭部痛が出やすいと言えます。
後頭部の骨に筋肉がくっついていますが、その部分が痛みます。
前頭部(前頭部痛)
鼻炎のお手当と、前頭部(額など)の反応点に鍼刺激をおこないます。
鼻の粘膜の面積は結構広いです。
この部分が腫れると前頭部の筋肉が緊張してしまいます。
筋肉の緊張と頭を覆う腱膜にも注目する必要があります。
鼻の反応点と筋肉、筋膜に施術していきます。
頭全体の痛み
上記の各項目が複合的に悪さをしています。
全体的に痛むと精神的にもきついですね。
上記の場所それぞれに施術をおこなうことで改善を図ります。
頭の中心が痛む
複数の場所で同時に痛みの状態になると中心が痛い感じになるのだと思われます。
側頭部、後頭部、前頭部、頭頂部のそれぞれに鍼刺激をおこないます。