微生物との闘い
2023年05月29日、掲載
体の不具合に微生物が関与している可能性があります。
例えば私がよく話すのが、肩こりです。
一般的には血液の流れが悪くなって筋肉が硬くなって・・・
こんな感じの話をよく聞きます。
しかし私は咽喉(のど)の粘膜が炎症を起こすことに注目しています。
まず、咽喉の粘膜が炎症を起こします。
すると、この炎症の刺激が中枢に伝わります。
そこで神経活動としての反射がおこり首や肩の筋肉を収縮させます。
この収縮が肩こりだと考えています。
ここでお話しした咽喉の粘膜が炎症を起こすのが微生物だと思われます。
咽喉と鼻は呼吸することでリスクを抱えるのです。
細菌、カビ、ウィルス等と闘うことで体を健康に保つのです。
これらが勢いよくて、体が攻め込まれたとき風邪を引くのでしょう。
風邪の引きはじめに体の節々(ふしぶし)が痛くなるのはこのせいでしょう。
粘膜のコンディションを保つことが大切なのはこのためなのです。
しっかりと潤った粘膜は抵抗力があります。
冬に空気が乾燥する時は咽喉の粘膜にとってはピンチです。
しかし空気がジメジメする梅雨の季節も同様に要注意ですね。
ただしウィルスが人類の進化にも関わったことも分かっています。
また微生物なくして体は機能しないものです。
微生物にも様々な種類、特徴があるのです。
大切なのは粘膜。
粘膜の維持は抵抗力とも言えるのです!
腰痛にも共通して言えることです。
これについてはまた別の機会に話しますね。
参考 (当院ホームページ・肩こりのページ)
2023.5.29