何もしてないのになあ
2023年09月25日、掲載
「何もしてないのになぜこんなに痛くなったんでしょうねえ」
こんな言葉をよく聞きます。
ご本人には特に思い当たる事がないようです。
しかし、実は無理な運動等をしなくても身体を傷めることがあるのです。
普段通りのことでも、身体の状態によっては身体を傷めてしまうのです。
例えば、内臓に炎症がある時等ときはその周囲の筋肉は上手く動きにくいのです。
筋肉が緊張するからです。
しかし本人は「なんとなくだるいなあ」と思いながらも普段と同じことをします。
すると、痛みが出るという訳です。
例えば風邪気味の時、呼吸器が弱っている時を考えてみます。
気管支に炎症がある場合をイメージしています。
このような時は肩や腕の筋肉の状態が悪くなっています。
つまり軽いコリができている状態で傷めやすくなっている時です。
このような時には特に窓拭きや、風呂掃除などは要注意です。
あともう一つ、草むしりです。
身体にグッと力を入れて行う作業は意外に大きな力を必要としますから筋肉を傷めやすいのです。
「何もしていないのに」と思う時でも、身体を点検すると理由が見えてくるものです。
前腕、肩回りの筋肉、呼吸器の反応点の点検が必要ですね。
2023.9.25