不眠症
2019年05月21日、掲載
お困りの内容は入眠障害、早朝覚醒、睡眠の質など様々でしょう。
体の中から影響するものについて改善を図れるようお手伝いします。
当院では不眠には交感神経の過剰な興奮が影響していると考えています。
例えば痛みや不快感があると交感神経が働きます。
そんな時はリラックスモードになかなかならないのです。
神経が高ぶった状態とでも言えるでしょう。
痛みや不快感を改善して体の環境を整えることが大切です。
不眠の時の症状
・なかなか寝付けない(入眠障害)
・夜中に目が覚める
・その時目がさえてもう一度寝ることができない
・朝早く目が覚めてそのまま眠れない(早朝覚醒)
・ぐっすり眠れた感じがない
・日中に眠気が来る
睡眠障害は本当につらいものですね。
リラックスして眠れることは本当に素晴らしいことです。
焦り過ぎず、少しずつ元のリズムに戻していきたいですね。
不眠症の原因と思われることは
・精神的なストレス
・それにともなった身体の不調
・その他痛みや不快感等の身体の不調
それぞれの方にそれぞれの原因があると思います。
これらの場合に考える必要があるのは自律神経の働きです。
そして夜になると、交感神経の働きはゆっくりと下がってきます。
だんだんリラックスして、おやすみモードになっていきます。
しかし、上記のような様々な不調がリラックス状態になるのを邪魔してしまいます。
つまり交感神経系を興奮させてしまっているのです。
頭が冴えてしまって、焦る気持ちが合わさってますます眠れなくなることも多いですね。
当院の鍼灸治療
・
・内臓の不調箇所のコンディショニング
・顔面部の感覚器全般のコンディショニング
・特に平衡感覚の問題に着目する
・肩こりや腰痛その他不快感を改善させる
このような考え方で進めます。
交感神経系の活動が抑えられたら結果として自然なリズムを取り戻すことになると考えています。
言い換えれば体の状態を改善して自然な眠りに戻していくというイメージです。
注意しておきたいこと
・医師の治療中でも鍼灸治療を受けていただけます
・睡眠薬(睡眠導入剤)などは適正に使用しましょう
・短期の使用であれば必要以上にこれらの薬を毛嫌いしなくてもいいでしょう
・これらの使用についてはきちんと医師と相談していきましょう
・もしも薬が合わないと思って服用していないなら正直に伝えましょう
・自分で勝手に調整しない ことが大切ですよ