鍼灸師は考えないといけない
2022年02月26日、掲載
考えることは大切
血液検査や画像診断は鍼灸師にはできません。
医師は画像診断や血液検査をおこないます。
私たちがこれをすることは法に触れます。
患者の皆さんの愁訴(つらさや症状)は様々です。
検査や画像診断では何も引っかからない、つまり見つからないこともあります。
私の印象ではそういうケースも結構あると感じます。
そんな方が鍼灸院に来られた時に、
「分からないんなら仕方ないですね」
「しばらく様子を見ていきましょう」
こんな風に言っていては仕事になりません。
というより鍼灸師の存在意義がなくなるようにも感じます。
私たちの尺度で何かを感じ、何かのアプローチをしないといけません。
私は皮膚の反応点を感じ取って、その上で考えながら施術します。
考えるこはやはりとても大切です。
ここに皮膚反応があるということはどういうことか、どういう刺激を与えれば効率的なのか等いくらでも考えることがあります。
施術に関することだけではなく日常生活の中でも考えることは大切だと思います。
報道やネットで情報はたくさんあふれています。
毎日の情報を通じて何かを自分で考えるということが大切なんだと思います。
2022.2.26