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スポーツ障害

2022年11月28日、掲載

スポーツ障害(スポーツ傷害)に苦しんでいる選手は結構多いと思います。

最近ではスポーツトレーナーも活躍していますが、それでもまだ故障と闘っているアスリートも多いのが現状ではないでしょうか。

スポーツ選手の行う競技は一般の方では考えられないような過酷な負荷が身体にかかっています。

またトレーニングでも非常にハードな内容をこなしていると思われます。

しかし故障するのには、ハードトレーニング以外の別の原因があるのかもしれません。

例えば、呼吸器(のど、気管、肺など)が弱い人、または風邪を引いている時には首、肩関節周囲の筋肉を故障する可能性が高まります。

それは呼吸器の異常が首、肩周辺の筋肉を緊張させてしまうからです。

いつもと同様のトレーニングでも、筋肉の状態が良くない時に行えば筋肉を傷めたり炎症を起こしたりすることが予想できます。

しかし多少の痛みは我慢してトレーニングをする方もいるのではないでしょうか。

無理を重ねていくと慢性的な炎症となる場合が多いように思います。

スポーツの世界は厳しくハイレベルな競技を行う人ほどトレーニングを休むことを躊躇します。

トレーニングを休むことは不安や焦りに繋がります。

レギュラー争いやチーム事情が頭に浮かんでくるでしょう。

場合によっては休むことに罪の意識すら感じてしまうのではな いでしょうか。

以前のスポーツ界は間違いなくそんな雰囲気がありましたね。

それでも故障した選手に一番大切なのは思い切って休んで治療をすることです。

もちろんそれぞれの事情に配慮は必要です。

しかし治療も中途半端な状態で焦って復帰したものの再発し、長い治療期間が必要になることも十分考えられます。

私自身が高校時代にこの失敗をした悪いお手本です。

35年ほど前の私です。古い時代の投げ方ですね。

2022.11.28

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