肘関節(ひじ)の痛みについて考えてみよう
2024年11月27日、掲載
テニス肘、野球肘、ゴルフ肘
という言葉を聞いたことがありますか?
スポーツ障害で肘を傷めた場合の呼び名ですね。
アスリートの方で肘の故障でお悩みの方も多いと思います。
肘も関節です。
この肘関節の場合も他の関節と同様骨が注目されがちです。
しかし骨が原因で痛みが出ることは私は少ないと思っています。
では何が問題なのかと言いますと「筋肉」です。
感のいい方はいつもの話だなと気づかれたのではないでしょうか。
そうです、いつものパターンです。
肘の関節は主に肘から手首の周囲にくっついている筋肉が問題です。
・肘の骨に筋肉がくっついている場所
・またはその少し先の筋肉の膨らみの場所
肘の内側の場合も、外側の場合もあります。
両方傷める場合もありますね。
筋肉の緊張や腱の炎症等もあるかもしれません。
これらの状態を改善させると肘関節痛は和らぐはずです。
もちろんスポーツ以外で肘を傷めることもあります。
農作業や力仕事等でも傷めることは十分考えられます。
筋肉の緊張緩和には鍼の出番です。
お灸も効果はあると思いますが、かなり熱いものが必要だと思います。
したがって私はこのような場合は肘にはお灸を使用しません。
鍼でコンディション改善を図ることをおすすめします。
もう少し詳しく見てみたい方は当院ホームページ「テニス肘」のページもあわせてご覧下さい。
https://kishimoto-harikyu.com/page-1568/
2024.11.27