しびれ感という表現について
2025年01月20日、掲載
手がしびれる。
足がしびれる。
脚がしびれる。
多くの方がしびれを経験しています。
正座を長時間した後にもしびれを感じます。
平気な方もいるかもしれませんが、私は結構しびれます。
お坊さんは平気なのでしょうか。
このしびれは皮膚がピリピリとしている感じとでも表現しましょう。
患者の方と話していると「しびれがあります」「しびれています」等と表現されます。
開院して間もない頃はしびれ感とはこの、皮膚のピリピリ感のことだと判断していました。
しかし長年話していますと、患者さんの言う「しびれ」はこのピリピリ感だけではないことが分かりました。気道の炎症があると敏感になります。
他の「しびれ」とは何のこと?と思う方もいらっしゃいますね。
実は鈍痛、ズーンと響くような痛みのような感じ、重だるさ、えぐみとでも言いましょうか、この手の感覚も「しびれ」と表現される方がいらっしゃいます。
しかも一定の割合でいらっしゃいます。
どちらも辛い症状です。そうならば管理しながら過ごすことが必要ですね。
そしてどちらも筋肉の緊張が関係していそうです。
筋肉の緊張へのアプローチが必要になりそうですね。
その上でピリピリ感のしびれは特に皮膚、筋膜に着目しないといけないと思います。
感覚としてはちょっと違うものですが、表現としては同じ「しびれ」が使われることがある。
開院間もない頃はしばらく気づきませんでした。
どちらが正しい、正しくないはどうでもいいですがね。
いずれの場合も辛い症状です。
我慢せずにお手当てしてはいかがでしょうか。
当院ホームページ、しびれ感のページです。
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https://kishimoto-harikyu.com/page-1271/
2025.1.20