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鍼灸(しんきゅう)とは

2020年01月21日、掲載

鍼術って何?

鍼灸とはつまり何なのかと感じている方も多いのかもしれません。ここでは簡単にではありますが説明していきます。

鍼術の定義

鍼術とは、一定の方式に従い、鍼をもって身体表面の一定部分に、接触または穿刺刺入し、生体に一定の機械的刺激を与え、それによって起こる効果的な生体反応を利用し、生活機能の変調を矯正し、保健および疾病の予防または治療に広く応用する施術である。

灸術の定義

灸術とは一定の方式に従い、艾を燃焼させ、またはこれに代わる物質を用いて、身体表面の一定部位に温熱刺激を与え、それによって起こる効果的な生体反応を利用し、生活機能の変調を矯正し、保健および疾病の予防または治療に広く応用する施術である。

【引用】

はりきゅう理論 医道の日本社  社団法人東洋療法学校協会編 教科書執筆小委員会著2002年3月15日 第1版第1刷

ざっくりと言いますと

「鍼術とは鍼を体に刺すことで自律神経反射等の神経活動を起こす施術」

「きゅう術とは艾(もぐさ)等で温熱刺激を与えることで自律神経反射等の神経活動を起こす施術」

様々な神経活動を利用することで、筋肉の緊張緩和や身体のコンディションを向上させることを目的にしています。

この方法論として様々な施術の方法、考え方があります。一般的には流派という感じでしょうか。

中医学の伝統的な方法、脈診、良導絡、筋パルス、トリガーポイント等結構あります。当院で行うのは「反応点治療」という考え方です。河村廣定博士が考案した方法で神経の働きを基に人体の機能を理解していこうというものです。この反応点治療について詳しくは別のページで紹介しています。https://kishimoto-harikyu.com/hannoten/

 

2020.1.21

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