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お灸をすえる

2022年08月16日、掲載

子供の頃、「やいとするで」と言われた記憶はありますか?

お灸、やいと等地域によって呼び名が違うこともあります。

昔は悪いことをした子に罰を与えるためにお灸をしていました。

また家庭でも大人が健康のために行っていました。

年配の方の肩や背中、腰などにはお灸をすえた痕(やけどの痕)を見かけます。

一昔前は本当に一般的だったんですよ。

子供の頃、祖父が大きな艾(もぐさ)を背中等にしているのを見ていました。

結構大きな艾が燃えきっていました。

あの頃は祖父も私も、私が鍼灸師になって仕事でお灸をするとは思っていませんでした。

「こんな悪い奴にはお灸をすえてやらないといけないですね!」

という表現は今でも残っていますが、一般家庭ではやらなくなりましたね。

それでも手軽にできる「せんねん灸」はご経験があるのではないでしょうか?

艾(もぐさ)を紙で巻いて、台座の上で燃やして火傷をしにくくした商品です。

手軽にお灸ができる優れものですよ。

当院でもお奨めしています。

今「やいとするで!」と言いながら無理やり子供にやってしまうと虐待と言われる可能性が高いですね。

お灸は罰則ではなく健康グッズとして使いたいですね。

2022.8.16

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