少し前の新聞記事からの情報です。
日本経済新聞 朝刊 2020年1月20日(月)29面の記事より。
「不妊の原因 半数は男性に」
不妊治療を受ける人が増えています。
記事によりますと不妊カップルのうち男性に原因があるのは24%。
男女両方にあるのは24%で合わせて約半分は男性に原因があるとされている。
これは世界保健機関(WHO)の2017年の報告です。
せっかくなら女性に原因があるものの数字も掲載して欲しいものですが、男性も原因になることが予想以上に多くあるということでしょう。
男性不妊という言葉も最近ではよく聞くようになりました。
夫が協力的でなく妻だけが必死に頑張っているという話も時々耳にします。
でも夫婦は一緒に医師の診察と治療を受ける方がいいでしょう。
しかし別の調査によると現実には多くの男性が精液検査を受けていないようです。
その理由は「自分に理由があると思わないから」というものが38%で最多だったそうです。
不妊治療では女性の方が肉体的にも精神的にも負担が重くなるこが多いと思われます。
少しでも負担が軽くなるよう夫もできるだけ検査や治療の協力をしてほしいと思います。
夫に決定的な問題がある場合、妻が無駄な時間を過ごすことになってしまう可能性もあります。
一緒に取り組むことで様々な面で負担の軽減につながると思われます。
2020.2.22