三田市、神戸市北区、西宮市、宝塚市等から来院頂いています。

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鍼灸

年末年始、それ以降も風邪引きに気をつけて!

今年もあとわずかになってきました。
多くの方がお休みに入ったとこでしょうか。
年末年始もお仕事の方もいらっしゃることでしょう。

最近のニュースでも盛んに報道されていますがインフルエンザが大流行しています。
空気も乾燥していますから流行る要素も整っています。

人混みに行くと無事で済むとは限りません。
そうは言っても人とたくさん会う時期ですね。

そんな中でも、なんとか風邪引きを回避したいものです。

・休暇中とは言えあまり無茶な生活をしない
・室内の湿度を保つ
・外出時はキャンディやガムで喉の乾燥を防ぐ

こんな感じでしょうかね。
手洗い等できることはきちんと行いましょう。

完全にウィルスや菌を避けることは不可能です。その上で気管支の反応点をお手当するこだからこそ、できる対策はおこなうことが大切です。
そして一番は大事ななのは元気な体を維持することですね。
抵抗力のある状態で過ごして風邪をはね返しましょう。

2024.12.29

不妊症・子宝鍼灸の施術例 1

兵庫県加東市より不妊症にてご来院

Mさん 初来院時30歳代 女性

不妊症で病院に通院中である。
その他の症状として肩こり、冷え性がある。

数日前に人工授精をおこなってきたとのことだ。
判定日までの間に当院に来られた。
その時の人工授精では残念ながら良い結果は出なかった。

当院では子宮、卵巣、肝臓の反応点を中心に施術をおこなった。
当院に通院中に不妊治療の病院を2度変更された。
三番目のお医者さんでステップアップして移植手術を受けられた。

当院に来られてから3ヶ月位のある日、妊娠判定が出た。
安定期まで定期的な通院をおすすめしたが、多忙なこともあって鍼灸の施術はここで終了になった。

(感想)
相性のいいお医者さんに巡り合ったこともいい方向に変わった理由の一つだったのかもしれない。
また鍼灸施術を始めたことでコンディション向上が吐かれた可能性もある。

妊娠判定という良い結果が出たので本当はより安心するために安定期まで鍼灸を継続した方が良かったと感じた。

(参考)

当ホームページ内 不妊症・不妊治療・妊活のページ

https://kishimoto-harikyu.com/ninkatsu/

2024.12.2

肘関節(ひじ)の痛みについて考えてみよう

テニス肘、野球肘、ゴルフ肘
という言葉を聞いたことがありますか?

スポーツ障害で肘を傷めた場合の呼び名ですね。
アスリートの方で肘の故障でお悩みの方も多いと思います。

肘も関節です。
この肘関節の場合も他の関節と同様骨が注目されがちです。
しかし骨が原因で痛みが出ることは私は少ないと思っています。

では何が問題なのかと言いますと「筋肉」です。
感のいい方はいつもの話だなと気づかれたのではないでしょうか。
そうです、いつものパターンです。

肘の関節は主に肘から手首の周囲にくっついている筋肉が問題です。

・肘の骨に筋肉がくっついている場所
・またはその少し先の筋肉の膨らみの場所

肘の内側の場合も、外側の場合もあります。
両方傷める場合もありますね。

筋肉の緊張や腱の炎症等もあるかもしれません。
これらの状態を改善させると肘関節痛は和らぐはずです。

もちろんスポーツ以外で肘を傷めることもあります。
農作業や力仕事等でも傷めることは十分考えられます。

筋肉の緊張緩和には鍼の出番です。
お灸も効果はあると思いますが、かなり熱いものが必要だと思います。

したがって私はこのような場合は肘にはお灸を使用しません。

鍼でコンディション改善を図ることをおすすめします。

もう少し詳しく見てみたい方は当院ホームページ「テニス肘」のページもあわせてご覧下さい。

https://kishimoto-harikyu.com/page-1568/

2024.11.27

喘息の方にはつらい時期になってきましたね

ちょっと前まで暑い夏でしたね。
また暑さも長く続きました。
しかし、空気は冷たくなってきました。
また日によって気温がコロコロ変わって寒暖の差も大きくなります。

これからの季節は空気の乾燥してきます。
そのために風邪を引きやすくなってきます。

こうなると気管支の炎症が起きやすくなってきます。
つまり気管支喘息の症状が出やすい時期になってきたということですね。

気道の炎症があると敏感になります。
また気道が狭くなってしまうのでより敏感な状態になってしまします。

やはり気管支のコンディションを良くしておきたいですね。
気管支喘息が完全に治るようになるといいのですがまだそうなっていません。

そうならば管理しながら過ごすことが必要ですね。
処方された薬はきちんと準備しておくことが大切です。
発作時のお薬は特にきちんと管理しておくことが必要です。

その上で気管支の反応点をお手当することがおすすめです。
小児針を使うこともおすすめです。

辛くなるこの時期です。
これをきっかけに鍼灸でのお手当も考えてみませんか?

当院ホームページ、気管支喘息のページです。

こちらもよろしければご覧下さい。

https://kishimoto-harikyu.com/zensoku/

2024.11.1

アイフレイル って何

ネット記事で「アイフレイル」という言葉が出ていました。
「フレイル」という言葉は最近よく耳にします。
介護が必要な状態ではないけれど健康な状態ではない間の状態ですね。

それの「眼」バージョンとでも言うことでしょう。
眼が半分病気のような状態ですね。
東洋医学でいう未病の状態とも言えますね。
気づかないうちに悪くなっていることもあるようです。
自覚症状はなくても症状が進んでいることもあるのだそうです。

今日は10月10日。
「10」を横に向けると、眉と眼に見えることがいわれのようです。
眼の愛護デーですね。

今日をきっかけに眼の健康を意識できるといいですね。
眼の症状は自覚がなくてもジワジワ悪化することもあります。
眼科医に罹ること、鍼灸でのお手当もおすすめです。

2024.10.10

肩こりの施術例 1

兵庫県三田市より肩こりにてご来院

Nさん 初来院時40歳代 男性

常日頃から肩こりに悩んでいる。
デスクワークが多くパソコンでの仕事の時間も多い。
そのため肩こりがとても辛いとのことだ。
その他腰痛も出ることがあり、目の疲れも感じている。

肩の筋肉が緊張するのは咽喉(のど)の炎症が関係すると考える。
したがって喉の粘膜の反応点を確認し、刺激をおこなった。

その上で次は頚肩部の筋肉へのアプローチをおこなった。
具体的には僧帽筋、胸鎖乳突筋の緊張緩和だ。
もちろん、この両方の筋肉にも反応点が確認できた。

原因と思われる場所と結果として現れた苦痛の箇所に施術した。

1回目の来院でかなり改善を感じたとのことだった。
次回は2週間後に来院されたが、2回目の時少し肩のコリも出ていた。
加えて軽いぎっくり腰のような状態であり、肩と腰その他内臓反応点も施術した。

施術後に肩こりも腰痛も軽減したが腰は少し不安がある。

本人曰く腰は80%位まで回復した感じになったとのことだった。

この後も来院されるが、忙しいので間が空いてしまうこともある。
定期的に鍼灸刺激をおこなうのが理想だ。

(感想)
仕事にもしっかり取組み、スポーツもされる元気な方です。
しかし体の状態にも気を配ることが大切です。
溌溂(はつらつ)とした毎日を送るためにも体のコンディション作りは大切ですね。
この方は、忙しくて定期的な来院は難しそうです。

うまく調整して定期的に来られるといいなと感じています。
そのためこの方にはセルフケアも実践いただいています。

(参考)

当ホームページ内 肩こりのページ

https://kishimoto-harikyu.com/katakori/

2024.9.13

骨が痛むのか?・・・私の独り言 

患者さんと話していますと「この骨の所が痛い」というお話がよく出ます。
「ここですよ!」と指をさして教えて下さいます。
もちろん、痛い場所はその部分だと思いますので状況を把握する材料にさせてもらいます。

ただ、ここで考えるのです。
その場所は骨ですか?

間違いなく骨のある場所なのです。
しかし、その骨にくっついているものの存在ははほったらかしです。
また憎たらしいことを言ってますが・・・

私は骨そのものではなく、骨にくっついている腱が痛いのではないかと思うのです。
腱とは筋肉の端が強い組織になって骨にくっつく部分のことです。
アキレス腱を想像すると腱のイメージが分かりやすいと思います。

筋肉は一部が緊張しすぎると痛みが起こります。
その時、緊張した筋肉がくっついている腱の部分にはテンションがかかります。
緊張で引っ張られますからね。

そうすると筋肉も、腱も痛く感じる可能性があります。
パンパンに腫れると、皮膚やその周囲も痛むかもしれません。

具体例としては、ふくらはぎが張るとアキレス腱、踵(かかと)が痛むのがこの形ですね。

しかし、こう考えると骨が痛む理由が見当たらないのです。
もちろん、骨にもテンションがかかります。
だったら痛くなるでしょ!と聞こえてきそうなのですが。

確かに骨膜にも痛みの神経は分布しています。
しかしそんなに多くはないのです。
だから基本的に私は骨が痛みを起こしているとは思いません。

骨の痛みではないかと言われる症状でも鍼で症状が改善することはよくあります。
しかし鍼灸師の使う鍼で骨の状態は変えられません。

骨に対して意識的に鍼を当てることはありません。
しかし鍼を操作して鍼が骨に当たることがあります。
骨なだけにコツコツとした感じが伝わってきます。
↑オヤジギャグですみません。

しかし骨に当たったから痛いと言われたことは今までなかったですよ。
骨膜にある痛みの神経がさほど多くないからだと私は思います。

まとめますと鍼刺激をし他時には骨以外の何かに作用したと考えられます。

・皮膚
・結合組織・筋膜
・筋肉と腱

骨ばかりに気を取られていると痛みの改善が遅れるかもしれませんね。

私があまり信用していない考え方

・石灰沈着による痛み
・神経圧迫による痛み
・軟骨がすり減り骨がぶつかることによる痛み
・精神的ストレスによる痛み

当ホームページ「膝の痛み」ページの内容も少し被ります。

よろしければそちらもご覧下さい。

https://kishimoto-harikyu.com/hizanoitami/

2024.8.30

腰痛の施術例 1

兵庫県三田市より腰痛にてご来院

Sさん 初来院時30歳代 男性

数年前から腰痛がある。
立ち仕事が多くときどきひどくなってしまう。
今回の痛みは3~4日前からひどくなったものだとのこと。

泌尿器生殖器系の反応点を確認した。
膀胱のポイントに反応点を確認したが、この部分が腰痛に関連していると判断した。
お灸をおこない、その後追加で置鍼(刺した鍼をしばらくそのまま置いておくこと)をおこなった。

次にお尻の筋肉や腰の筋肉の反応点を確認。
反応点が現れた筋肉に刺激をおこなった。
最初は痛みが強かったので仕事終わり等も来院いただいて2日おきに施術。

2回目が終わって随分改善したとのことだった。
3回目に少し残るがほぼ痛みが改善した。

その後は健康管理も含めて継続して来院されている。
ひどい腰痛は出なくなっており管理できている様子だ。
その他太ももや肩こり等も施術している。
また心臓や眼等にも反応点が認められるため、都度施術をおこなっている。

(感想)
この方は定期的に来院してメンテナンスをしておられます。
定期的に鍼灸施術を受けるのが理想的です。
それが難しい場合でも可能な範囲で体を労わっていきたいものですね。

(参考)

当ホームページ内 腰痛のページ

https://kishimoto-harikyu.com/youtuu/

2024.7.29

椎間板ヘルニアについて 

椎間板ヘルニアという名前をよくご存じと思います。

椎間板が上下の骨に押されて飛び出してしまう。

そして脊髄を圧迫、刺激することで痛みやしびれが出るとされています。

・頸椎ヘルニアの場合は首肩腕に症状が出る

・腰椎ヘルニアは臀部(尻)、腰、ふともも、すねやふくらはぎに症状が出る

しかし私は椎間板の状態、神経の圧迫具合の問題というよりも筋肉等の問題に着目しています。

坐骨神経痛の時も同じようなことを言ってたなと思ったあなたは鋭いですね。

脊髄そのものが圧迫されると何かが起こるのだろうか・・・

起こるとしたらそれは痛みやしびれなのだろうか・・・

どういう仕組みでそんな症状にむすびつくのだろうか・・・

私はこれらに対する明確な答えをまだ確認したことがありません。

ブログ「坐骨神経痛について」でも書いていますが以下のように考えています。

神経の先にあるアンテナがどんな状態をキャッチしたのかが大事だと思います。

・筋肉の緊張(機械刺激)を感じ取ったのか

・痛み物質(化学刺激)を感じ取ったのか

だから神経の束が集まっている脊髄が外部から圧迫を受けたことを考えても・・・・・・

私は別の角度から考えることにしています。

私はどうするかと言いますと

痛みが出ているであろう場所(私は主に筋肉と考えています)を確認します。

そしてそれが周囲の筋膜や皮膚にテンションをかけていないだろうかという点に着目します。

最近、HPの椎間板ヘルニアのページを加筆して更新しました。

こちらもよろしければご覧下さい。

https://kishimoto-harikyu.com/tuikanbanherunia/

2024.7.8

坐骨神経痛について 

坐骨神経痛って言葉をよく聞きます。

この名前から坐骨神経の病気だと感じる方も多いのではないかと思います。

しかし私は坐骨神経の問題ではなくて筋肉等の問題だと考えています。

坐骨神経の流れに沿って痛みが出ているので坐骨神経痛という病名がついているのだと思います。

しかし神経そのものが痛いという表現をする方もいますが、私にはちょっと意味が分からないです・・・

神経とは、神経の先にある受容器(アンテナ)が痛い状態(筋緊張や炎症等)を感じ取って脳や脊髄に信号を届ける装置そのものです。

受容器(アンテナ)が何を捉えたか、つまり受容器の場所がどんな状態なのかに注目しないといけません。

神経そのものが傷んでいたらそもそも信号のやり取りができません。

これはマヒと言われている状態ですね。

ここを整理しないで考えるとややこしいことになります。

坐骨神経痛の通り道にある複数の筋肉の緊張を改善することが一つ。

そのことによって痛みやしびれを改善させることが一つ。

この2点が大切なポイントです。

最近、坐骨神経痛のページを加筆して更新しました。

よろしければご覧下さい。

https://kishimoto-harikyu.com/zakotusinkeitu/

2024.6.6

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