三田市、神戸市北区、西宮市、宝塚市等から来院頂いています。

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鍼灸

残尿感があってトイレが近い 

トイレに行ったところなのにまだ残っている感覚がある。

このような残尿感に悩む方は多いように感じます。

夜寝てからよく目が覚める。

おしっこに行きたくてたまらない。

でもトイレに行くと思ったほどは出ない。

このような場合は夜間頻尿と言うのでしょう。

夜だけではなく昼間の場合に頻尿が起こる場合もありますね。

おしっこがあまり溜まっていないのにおしっこがあるように感じる

これは膀胱の粘膜に問題があるのではないかと考えます。

つまり、粘膜の炎症が予想できます。

粘膜が過敏になっていることが問題ですね。

年齢とともに慢性的に粘膜の炎症が起きることが多くなると思います。

歳だから仕方がないと諦めず、コンディショニングをしてみませんか?

下は簡易な膀胱のイラストです。

内側の粘膜が腫れていると敏感になります。

ねん挫で腫れている足首、できものが腫れている時等は少しの刺激でも痛く感じますね。

粘膜の炎症を改善させることが重要です。

いい状態を保てば症状は軽くなると思います。

私はこのような症状にはお灸を結構使います。

また自己ケアとしてもせんねん灸などのお灸を推奨しています。

2024.3.20

肩こりはもうコリゴリ

肩こりの「きっかけ」と「原因」は違います!

できれば原因から改善して、肩こりになりにくい身体づくりをしたいものです。

原因がそのままでは同じことの繰り返しになってしまいます。

では何が原因なのでしょう。

これは私の意見ですので鍼灸師皆が同じ考え方ではありません。

予めお伝えしておきますね。

肩こりの原因は意外に思うことが原因になっています。

例えば、咽や気管の炎症です。

これらに炎症がおこると神経活動を通じて首や肩・背中の筋肉を緊張させてしまいます。

コリや痛い箇所だけを緩めるだけではなく、何が原因になっているかを考えることが大切です。

次にきっかけは何なのかも考えてみます。

原因になるものがある時、それ(肩こり)を引き起こすものもあるはずです。

私はそれがパソコンの仕事や、細かい作業、長時間の運転だと考えています。

きっかけとは言うものの、それだけでは重い症状にはなりにくいと思います。

原因がある上にそのきっかけになることが重なり症状が重くなるのでしょう。

過去にも書いていると思いますが、「血流が悪くなると・・・」

という血流説の考え方には私は否定的です。

2024.2.28

だるさ について

なんとなくだるい。

しんどいような、そうでないような・・・

このだるい感覚については、まだ多くのことが分かっていません。

今回は私なりに、このだるさについて考えてみたいと思います。

風邪を引いた時、雨の日等にだるい感覚を覚えますね。

病気、寝不足、疲労、精神的なもの・・・何でかなあと感じたこともあるでしょう。

つらさが痛みの場合、「ここが痛い」「この辺が痛い」と場所が特定されます。

しかし、だるさは、多くの場合、痛みよりももっと広い範囲で感じます。

したがって、痛みの神経とは違う神経系も関わっているのだと考えています。

体の広い範囲からの圧迫の感覚、小さな痛みなど複数の感覚を感じた時に脳はそれぞれの感覚を区別できず、「だるさ」として処理しているのではないかと考えています。

おそらくこんな場合にだるさ、重さを感じるのだと思います。

つまり、広い範囲で軽い浮腫みの状態になっている時がだるさを感じる時ではないでしょうか。

こんな時、運動でひと汗流したり、お風呂に入ったりするとスッキリすることがあります。

これは運動や汗をかくことで、皮下の体液(リンパ液)の還流を促し、皮下の圧迫を解消するからだと考えています。

それぞれの場所に対応する内臓の状態等も関係していますから内臓のコンディショニングも必要ですね。

2024.2.20

健康づくりをしよう

また痛くなってきたから治療に行こう。

しばらく我慢して治らなかったら鍼灸に行こう

こんな方感じの方もいらっしゃるはずです。

当院も最初は、痛みや辛さで来られる方も結構おられます。

ここでご提案です。

「もう少し欲を出してみませんか」

・痛みや辛さが出ないようにしておこう

・定期的に身体のメンテナンスをしながら元気に過ごそう

・大事な旅行があるから、いいコンディションにしておこう

・常に元気でいたい

こんな風に考えていきたいものですね。 

もしまだ鍼灸を経験したことない方も、経験者も、はり、きゅうで健康づくりをはじめませんか。

反応点は体からのメッセージ(SOS)だと私は思います。

身体からのSOSに早めに対処していきましょう。

そうすることで健康づくり、健康管理につなげていけると思います。

あなたがいつも、いい顔でいることが一番大切だと思います。

2023.12.19

不妊症に鍼灸

鍼灸で不妊症が良くなるのか?

気になりますね。

回答は

「妊娠しやすい体づくりをお手伝いします」

です。

なんだか微妙な表現ですね。

しかし断定的なことも言えません。

それでも今までの経験の中で役に立っている実感があります。

いろんな情報があると思いますが、是非とも子宝鍼灸もご検討下さい。

大切なのは、環境づくりです。

そして管理していくことです。

手間は少しかかってしまいますがコツコツ継続することが重要です。

魔法のはないのです。

魔法のようなことがあってもそう見えただけでしょう。

先日当院の患者さんからいい報告もありました。

いつもいい報告を受けるのはうれしいものです。

病院の先生、ご自身の努力、周囲のサポート等全ての力の結集です。

今後も多くの方からいい報告が聞けるのを楽しみにしています。

2023.11.29

しびれるって何なのか

今回の話は少し前の「何もしてないのになあ」の続編のような内容です。

本人は何もしていないつもりでも結構筋肉に負荷がかかることがあります。

力を込めて行う作業は要注意です。

これは痛みだけでなく、しびれにも当てはまるのです。

一説によると、しびれは血流障害が原因だとされています。
他にも神経障害によってしびれを起こすとも言われています。
でも本当にそうなのでしょうか。

 
正座の場合、足を崩して血流が確保されてもしばらくしびれを感は続きます。

また、神経障害とはマヒのことを指すと私は考えています。

つまり血流障害や神経障害が原因とする説には納得できない部分があるということです。
実はこのしびれがどのようにして起きているかということは完全には解明されていないのです。
 
私はしびれの場合には筋肉の緊張に着目しています。
この緊張が皮膚や皮下組織に影響を及ぼし、この部分の神経のアンテナを継続的に刺激することが原因と考えています。

つまり、皮膚や筋膜の突っ張りが続くとしびれ感につながるということです。

繰り返しになりますが窓ふきや草むしりに要注意です。

当院ではその他高圧洗浄機を扱った後にしびれ感を訴えた方もいらっしゃいました。

力を込める作業は無理なくおこないましょう!

2023.10.26

何もしてないのになあ

「何もしてないのになぜこんなに痛くなったんでしょうねえ」

こんな言葉をよく聞きます。
ご本人には特に思い当たる事がないようです。

しかし、実は無理な運動等をしなくても身体を傷めることがあるのです。
普段通りのことでも、身体の状態によっては身体を傷めてしまうのです。
例えば、内臓に炎症がある時等ときはその周囲の筋肉は上手く動きにくいのです。

筋肉が緊張するからです。

しかし本人は「なんとなくだるいなあ」と思いながらも普段と同じことをします。
すると、痛みが出るという訳です。

例えば風邪気味の時、呼吸器が弱っている時を考えてみます。

気管支に炎症がある場合をイメージしています。


このような時は肩や腕の筋肉の状態が悪くなっています。

つまり軽いコリができている状態で傷めやすくなっている時です。

このような時には特に窓拭きや、風呂掃除などは要注意です。

あともう一つ、草むしりです。


身体にグッと力を入れて行う作業は意外に大きな力を必要としますから筋肉を傷めやすいのです。

「何もしていないのに」と思う時でも、身体を点検すると理由が見えてくるものです。

前腕、肩回りの筋肉、呼吸器の反応点の点検が必要ですね。

2023.9.25

11.6人に1人が体外受精児

8月30日のyahooニュース、朝日新聞デジタルの記事にありました。

2021年の体外受精児は過去最多の約7万人で治療のピークは39歳だとのことです。

11.6人に1人が体外受精によって生まれたそうです。

4年ほど前に同じような内容を取り上げて書いています。

その時は2017年の実績として16人に1人の割合でした。

4年経って人数、割合も増加したようですね。

2022年から保険適応になったことでこれからも伸びていくことでしょう。

悔いなく取り組める環境が揃ってきました。

体外受精に対してネガティブな考えの方もいると聞きます。

私が言いたいのは体外受精がいいとか悪いとかの話ではありません。

もちろん全く悪いことだとも思っていません。

今後も多くの方が願いをかなえられたらいいなと思っています。

当ホームページ「不妊症・不妊治療・妊活」のページです。

2023.9.4

肩こりも腰痛もその引き金がある

肩こりと腰痛。

お悩みの方の多い症状の代表格ですね。

そのためでしょうか、いろんな健康情報が溢れています。

姿勢が悪いからだとか、カバンを持つのがいつも同じ方だから、運動不足・・・

様々なことが言われています。

要因はそれぞれあると思います。

そもそも何がどうなっているのでしょうか。

その答えとしては、肩こりも腰痛も筋肉の緊張(コリ)だと言えます。

筋肉そのものの痛みに加えて皮膚、筋膜の緊張が発生します。

これらが痛みや不快感を起こします。

今回私がお伝えしたいのは引き金になるものについてです。

筋肉は電気(神経活動)で動いています。

筋肉が緊張するいうことは電気信号が来ています。

そのためには信号を起こす原因が必要です。

肩こりの場合は咽喉の粘膜、腰痛の場合は泌尿器生殖器系の粘膜がポイントです。

これらの粘膜に起こる炎症が中枢神経での反射で筋肉を緊張させます。

この状態が肩こり腰痛の引き金なのです。

そこに運動不足や同じ姿勢でいることや繰り返しの作業等の悪条件が重なって症状が出来上がるのです。

参考にこれらのページも紹介しておきます。

2023.8.31

鍼灸の鍼はどのくらいの深さまで入れる?

はじめに

鍼を刺しているいる写真があります。

苦手な方は見ないようにして下さい。

そんなに怖い写真ではありませんよ。

私の腕に鍼灸用の鍼が二本刺さっている写真です。

どのくらいの深さまで刺すの?

よく聞かれる質問です。

ご回答としては症状や筋肉の種類と傷めている場所によって違います。

ただどんなものかご興味は多くの方がお持ちのようです。

鍼は深く入れる時は何センチか入れます。

ただ何センチ入れるかというのとどれくらいの深さか(皮膚の下どれ位の場所か)は分けて考えましょう。

下の写真を例にお話しします。

左の鍼は皮膚面に対して直角に刺さっています。

右の鍼は皮膚面に対して平行に近い感じで刺さっています。

したがって

左の鍼は皮膚面に対しては深く入っていますがそんなに長く刺さっていません。

右は皮膚面に対しては浅く入っていますが長い距離の間に刺さっています。

長い距離で刺さっていると恐く感じるかもしれませんが、それだけで危険とは言えません。

当院ではどんな刺し方をするにせよ安全に施術できるよう心がけております。

リスクの高いデモンストレーション的なことも行いません。

ご安心いただければと思います。

2023.7.21

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