めまいの施術例 1
兵庫県三田市よりめまいと腰痛にてご来院
Sさん 初来院時80歳代 女性
最初は腰痛を訴えて来院された。
子供さんに大切にされている方で、毎回送迎してもらっていた。
その他頻尿や腹部の不調があるとのことだった。
主訴の腰痛は膀胱や子宮の粘膜に炎症があるからだと考えた。
これら泌尿器、生殖器の反応点にお灸を行い改善を図った。
少しずつコンディションも良くなっていった。
数回来られた後のある日、いつもよりも内耳の反応点が顕著に見られた。
初回から内耳に反応点は見られたが、その時はいつもより状態が良くなかった。
めまいが出ていないか?と質問したら驚いたようだった。
実は時々めまいが出て、日によってはかなりひどくなるとのこと。
めまいには内耳の反応点に刺激することを説明し、施術を始めた。
するとなぜめまいがあることが分かったのかと不思議がられた。
そしてホッとしたように話してくれた。
めまいがするのは脳に問題があって死が近づいているからだと思っていたとのことだった。
子供さんや家族に心配をかけると思い、誰にも言えずに過ごしていた。
しかし、脳ではなく耳の問題ではないかと思えたことで気持ちが楽になった。
そして、それだけでかなり元気な顔になった。
その後もめまいの施術を継続した。
状態も安定し、元気になられてこちらもうれしかった。
それ以来この方は私に向かって手を合わせt拝んで帰る方だった。
仏でも神でもない私に手を合わすのは恥ずかしかった。
(感想)
めまいは脳が悪いからだと思い悩んでいる方がいると気づかされた。
この方の場合のように良くなる可能性があると分かると元気が出るものです。
簡単にあきらめずにお手当してみる価値はあると感じています。
(参考)
当ホームページ内 めまいのページ
https://kishimoto-harikyu.com/memai/
2025.1.27