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鍼灸

痛みについて考える 腰痛を例にして

今回は痛みについて考えてみます。
少し長めの文章です。
過去何度か書いていますので、重複する内容もありますがお付き合い下さい。
今回腰痛の例を出していますが肩こり、五十肩、膝の痛み、肘の痛み等にも共通する考え方です。

これらの痛みは主に筋肉の緊張によるものだと考えています。
緊張した筋肉に引っ張られる皮膚や筋膜も痛み・不快感に関係します。
神経の圧迫や骨の変形等に関連付けて考える説もありますが、私はこれには懐疑的です。
上に書いた通り筋肉の緊張を無視して腰痛は語れないのです。

ここで確認したいのは筋肉の緊張とは何か?ということです。
筋肉の収縮と言うことでしょうか。
しかし私たちの運動は筋肉の収縮が関わります。
筋肉が収縮して関節を動かすことで運動が成り立ちます。
そして健全な状態の場合、筋肉が収縮しても痛みは起こりません。

このことを私はこう捉えています。
筋肉は小さな束、中位のの束、大きな束で構成されています。
その束が協調して働くと痛みは起こらないのです。
ところが周囲の束とは違って一部の束だけ強い収縮(緊張)があればどうなるでしょうか。

おそらく周囲にある束との間に「引きつれ」のようなものができるでしょう。
そのその歪(ひず)みは機械刺激受容器が感じ取ります。
機械刺激受容器は「ひきつれ」「ひずみ」を感じとる神経のアンテナのことです。
この受容器が興奮すると痛みが発生します。
したがって、この類の痛みを改善させるには緊張した一部の束を緩和させる必要があるのです。

そしてこの一部だけを動かすのは反射の仕組みが働いています。
脳みそからこのような運動をすると指令を出したとしても一部の束だけ動かすことは考えられません。

今回は腰痛のことを例にしてみます。
腰痛のきっかけになるのは泌尿器系、生殖器系、大腸の一部だと考えています。
これらの内側に粘膜があるのですが、この粘膜が炎症を起こすことがきっかけになります。
これらの炎症が中枢(脊髄)に信号を送ります。
ひどい場合は脳にまで送られ痛みを実感する可能性があります。
そうでない場合でも脊髄には届いていますので、脊髄販反射が起こります。

この脊髄反射は骨格筋(筋肉)に反射して収縮させます。
このようにして粘膜の炎症が一部の筋肉の緊張を起こすことになるのです。
上にも書いている通り、筋肉の緊張(一部の束)が促されて痛みが起きることにつながるのです。

当院で行う「反応点治療」ではこれらの現象を重視します。
そして原因になったであろう内臓・器官の炎症に対応します。
例えば膀胱の粘膜の炎症を表現する反応点を確認します(膀胱の反応点の検出)。
そしてそこに鍼灸刺激、ローラー鍼刺激を加えます。

そうすると皮膚からの刺激(鍼灸刺激)が今度は逆向きに脊髄反射を起こします。
皮膚の刺激が脊髄を通って、その内臓や器官の炎症を抑える作用を引き起こします。
この作用を利用して原因の部分にアプローチします。
この部分の炎症が改善すれば筋肉に反射する力も弱くなるからです。

その上で実際に緊張した筋肉・筋肉の一部の束を改善させる段階になります。
具体的には筋肉や腱に鍼刺激を感じ取らせます。
そうすると筋肉はフッと緩む反射が起きるのです。
結果として痛みのある筋肉の束が弛緩して痛みが軽減するという流れです。
なお緊張した筋肉の形に沿って反応点が現れます。
この反応点を確認することでどの筋肉のどの辺りが緊張しているのかが理解できるのです。

こんなにじっくりと書いたことは過去にはないかもしれません。
しかし大切な考え方なのでこの段階で皆さんと再確認、復習しておこうと思いました。
反応点は私たちの体の中でお手当する場所はここだよ!というメッセージを出しているのでしょうね。

それを無視することはいけないことですね。


長文を読んでいただきありがとうございました。
最近流行りのAIではなく私岸本が書いております。

ご参考に 当院ホームページ内 腰痛のページです

https://kishimoto-harikyu.com/youtuu/

2026.6.12

坐骨神経痛の施術例 2

兵庫県西宮市より坐骨神経痛にてご来院

Eさん 初来院時50歳代 女性

坐骨神経痛その他の辛さがある。
腎臓、子宮、便秘、不眠、逆流性食道炎など複数のお悩みを抱えている。
主な痛み症状は以下のような内容。

・腰、臀部の痛み
・股関節部(ふとももの外側と裏の痛み)
・膝の痛み
・足首の痛み

初回の施術で膝の痛みが軽減したとのことだった。
その他大腿部、腰部、臀部の筋肉の反応点も改善が見られた。

反応点の考え方としては足腰、臀部に症状がある場合、泌尿器生殖器の反応点を確認する。
これらの内臓、器官の粘膜の炎症が関係していると考える。
したがってこれらの反応点を改善するよう刺激を加えた。

生殖器の反応点や泌尿器の反応点には毎回、お灸をおこなった。
これらの痛みを起こす原因になっていると考えているのでここは重要である。
それに加えて臀部や腰部、大腿部の各筋肉への施術もおこなっていく。


鍼灸と言うように、鍼もお灸もどちらも大切だ。。
今回の症例では原因の反応点には主にお灸による刺激を加えた。
筋肉には鍼での刺激を中心におこなった。

定期的に通院することで症状は軽くなっていった。
また様々な痛み以外の辛さにも対応していった。
仕事もハードなようだが何とか体もついていっている感じだ。

身体の定期的なお手当でうまくコントロールする方法をつかんだ様子である。。
辛くなったら来るという感じだ。

(感想)
お孫さんのお世話もやることがあるとのことです。
本文には書いていませんでしたが肘や前腕の痛みも出ます。
様々な症状を定期的にお手入れしながら頑張っている例です。
家族にも悟られず無理してしまうのではないかと心配になる方です。

(参考)

当ホームページ内 坐骨神経痛のページ

https://kishimoto-harikyu.com/zakotusinkeitu/

2026.5.19

ストレス性の腰痛症ってどう考えたらいいのか

病院、接骨院、鍼灸院をいろいろ試しました。
しかしどこに行っても良くなりませんでした。
後日やっと原因が判明しました。
私の場合はストレス性の腰痛症だったのです。
だからどこに行っても良くならなかったのです。

そしてその先生の所に通院して私の腰痛は良くなったのです。
ストレス性の腰痛に理解のある先生に巡り合えて本当に良かったです。

このような体験談を読んだことがあります。
またよく見かける気がします。

しかしよく考えましょう。
そもそも本当にストレスで腰痛が起きるのでしょうか。
本当の原因なんて誰にも分からないよと叱られそうです。

さらにネットで少し見てみました。
ストレスで自律神経が乱れ、交感神経が優位になって血流が滞り・・・
このパターンがよく出てきますね。

自律神経が乱れるのでしょうか。
そして神経が乱れるとは何を意味するのでしょうか。
この日本語が私には理解不能です。

また血流が悪くなると腰が痛くなるのでしょうか。
この仕組みが私には分かりません。

今回も憎たらしいことを書いてしまっています。
しかしこんなことを言われて納得できるのでしょうか。
あまりにも曖昧過ぎる説明なので苦しんでいる患者の方が気の毒でしょうがないのです。

確かに精神的な緊張は筋肉を緊張させる可能性はあります。
しかし四六時中そんなことが続くとは思えません。

曖昧な理由で納得いかないという方はこんな風に考えてみませんか。

腰の痛みは腰、背中、臀部の筋肉の問題である。
これらの筋肉が緊張(強いコリ)すると痛みが出ます。
またそれらが筋膜や皮膚に突っ張りを引き起こします。
これらが痛み、不快感、時にはしびれ感を引き起こすということです。

内臓や粘膜の炎症が筋肉の緊張を促すきっかけを作ります。
筋肉が緊張すると、その緊張を感じ取る痛みの神経があるのです。
だから痛みの神経が興奮するのです。
それらには理屈で考えますと鎮痛剤は効かないと思います。
なぜなら一般的な鎮痛剤はその部分には作用しないからです。

当院腰痛のページで腰痛の仕組みをもう少し詳しく書いています。

ご参考に 当院ホームページ内 腰痛のページです

https://kishimoto-harikyu.com/youtuu/

2026.4.10

不妊症・子宝鍼灸の施術例 3

兵庫県三田市より不妊症にてご来院

Iさん 初来院時30歳代 女性

不妊症で病院に通院中である。
軽い多嚢胞卵巣と言われているとのこと。

プロラクチンも高い傾向だとのこと。

子宮、肝臓に反応点を確認した。
当院では施灸(おきゅう)、ローラー鍼も使いながら施術した。

数回の来院後、子宮反応点がまずまず安定してきた。

ただ肝臓は少し時間がかかった。

しばらくしてこの肝臓の反応点もよくなってきた。

数カ月経ってから無事ご出産された。

(感想)
子宮と肝臓の状態が気になる患者さんでした。
上に書いたように少しずつこれらの反応点は良くなって安定してきた。
この方もローラー鍼によるセルフケアをしてもらいました。
そのおかげもあって改善していったのだと思います。
重要な場所は個人差があります。

しかし肝臓と子宮は必須のポイントだと私は考えています。

(参考)

当ホームページ内 不妊症・不妊治療・妊活のページ

https://kishimoto-harikyu.com/ninkatsu/

2025.6.13

膝(膝関節)の痛みについて考えてみよう

・膝(ひざ)の前が痛い
・膝の内側が痛い
・膝の外側が痛い
・膝の裏側が痛い

一口に膝の痛みと言っても多くのパターンがありますね。

・関節で上の骨と下の骨がぶつかっている
・膝の骨が変形している(変形性膝関節症)
・半月板が損傷している
・靭帯が損傷している
・神経障害

一般的に上に挙げたようなことが原因と言われることが多いと感じます。

しかしなぜ痛むのかという問いに対して筋肉が問題だという説はあまり聞きません。
私は多くの場合、筋肉が関係していると考えているので不思議な感じがします。
上の例では神経の話以外は画像で確認するものですね。

画像で確認できない、またはしにくいものが傷んでいることは大いに考えられます。
そうであれば、画像で確認できることも疑わないといけないと思うのです。

私は鍼灸師ですので骨を直接どうこうすることはできません。
しかし筋肉や腱、靭帯の腫れ等に対応はできるのです。
上でも触れましたが、実はこれが重要だと私は思うのです。

膝の関節に関する筋肉は多くがふとももを通っています。
下腿の骨(膝の下の骨)にくっついてくる筋肉が膝を動かします。
このことから、これらの筋肉を見逃してはいけないのです。

骨の出っ張った所が痛い気がする。
骨が痛いと感じるのは仕方ないです。
しかしそれは骨にくっついている腱の場所ではないでしょうか。
腱とは筋肉が骨に付着する場所近くの硬い組織です。
つまり筋肉の延長なのです。
このことから私は、筋肉をきちんとお手当てしないと膝は良くならないと感じます。

・膝の周りの筋肉の緊張を改善すること
・その筋肉を緊張させる内臓の不調
(具体的には泌尿器系、生殖器系の粘膜に炎症が起きている事)

これらの反応点は皮膚に現れます。
それを確認し、その場所に鍼灸刺激することで改善を図ります。
眼に見えるものだけを考えていては改善が難しいと思います。

2026.3.12

眩暈(めまい)や立ちくらみはなぜ起こるのだろう

・目がグルグル回る
・クラクラする
・フワフワする
・つまずきやすい・・・

こんな症状はなぜでてくるのだろう?

・年齢のせい?
・疲れているから?
・貧血かな?
・寝不足だから?

私はこのような場合平衡感覚に問題があると判断します。
この平衡感覚は耳の奥の方の内耳で感じ取ります。
風邪引きや鼻炎などが内耳の環境を悪化させます。
このことが平衡感覚を悪くする原因です。

慢性鼻炎のある方は気を付けたいものですね。
またメニエル氏病(メニエール病)も同じ考え方で対応します。

私は長年、平衡感覚やめまいの研究をしてきました。
だからこそ、きちんとしたことをお伝えして、お困りの方に良くなって欲しいと思っています。
めまいの症状はきちんと取り組めば改善するでしょう。

・下を向いた時
・上を向いた時
・寝返りをうった時
・姿勢が変わった時

このような場合に症状が強く出ることが多いのです。
したがって頭の傾きが重要な要素だと分かります。

その他貧血が原因と言うお話もよく聞きます。
貧血はきちんと対応しないといけないでしょう。
ただ私は貧血によって、めまいが起きるという可能性は低いと判断しています。

めまい発作が出た時、フラフラっとした時に鉄分が不足しているのでしょうか。
また、ふらつきが治まった時に鉄分は回復しているのでしょうか。
私は血液の中の鉄分はそんなに急に増えたり減ったりしないと思います。

上で頭の傾きが重要な要素だと書きました。
その傾きを感じ取るのは内耳の三半規管です。
つまりめまい、ふらつきなどの大切な施術ポイントは耳(内耳)の反応点(ツボ)だと私は言いたいのです。

耳と合わせて鼻の反応点にも刺激を与えるとさらに効果的だと思います。

これらにローラー鍼でセルフケアすることをおすすめします。

ご参考に 当院ホームページ内 めまいのページです

https://kishimoto-harikyu.com/memai/

2026.2.26

花粉症について

今年もスギ花粉が飛ぼ始めたそうです。「つっぱり」とありますが昔の不良の話ではありません。
毎年このニュースを聞くと憂鬱になる方も多いと思います。
一説によると2人に1人以上が花粉症に悩まされていると言われています。

しかし残念ながら完璧な治癒はなかなかしないことが多いようです。
とは言うものの10年ほど前から舌下免疫療法が保険適用になりました。
これが結構効果があるらしいのです。

減感作療法の一つで、良くなる方は本当に症状が収まるようです。
ただ効果が出るまで年単位でかかる場合もあります。
また何年か頑張っても効果が出ない場合もあるようです。

まだご存じない方は少ないかもしれませんが、耳鼻咽喉科の先生に相談してみてはいかがでしょうか。

さて鍼灸の力で何とかできないのかと問合せもいただきます。
答えは症状の管理はできる可能性は十分あります。
鼻や咽喉の反応点(ツボ)への鍼刺激をおこないます。

粘膜の炎症を和らげることで症状の軽減を図ります。
症状を抑えるのですが完治するということではありません。
また日頃からのセルフケアも必要です。
楽々花粉症対策とはいきませんがコントロールしていくということです。

どうしても薬が苦手な場合等、鍼灸を試すのも一つの方法ですよ。

ご参考に 当院ホームページ内 花粉症のページです

https://kishimoto-harikyu.com/kahunsho/

2026.2.14

腰痛はなぜ起こる と調べると

腰痛に悩まされる方の数はとても多いです。
なんとなく腰痛について検索してみました。
最近ではAIの回答が上部に出てきます。

筋肉骨格系の問題
内臓の病気の問題
精神的な問題

こんな項目が並んでいました。
これらの中でも分類してまとめてありました。
なんか分かったような、分からないような・・・
それぞれを読み込んでいっても理解しにくいですね。

そりゃ、患者さんも迷うわなあ。
そんな感想です。

私は「腰痛はなぜ起こる」という問いには以下のように考えています。
筋肉の緊張とそれに伴う筋膜や皮膚がポイントです。
それぞれに緊張、つっぱりが起こった時に痛みが起きます。

具体的には機械刺激受容器という痛みのアンテナが興奮するから痛いのです。
機械刺激とは一部の筋肉の束が緊張して周囲の筋肉の束と引き連れが起こります。
この引き連れを感じ取るのが機械刺激受容器なのです。

したがって○○が圧迫されているからという形状面から考える説は取り入れないことにしています。
また漠然とストレスが原因だという考え方も信用していません。
ざっくりしすぎだなあと感じてしまいます。

とても強い負荷がかかったり、激しいスポーツで傷めたりする可能性は十分あります。
しかし何もしていないのに・・・
そんな場合もたくさんあるのです。
何もしていないのに筋肉が緊張するのはなぜなんでしょうか。

それは神経活動に答えがあります。
内臓器官の粘膜部の炎症がきっかけになっていると考えています。
その炎症という状態が神経活動の反射によって骨格筋に緊張をもたらします。

炎症を感じ取る受容器(神経のアンテナ)が感じ取り、脊髄にその信号を届けます。
それが脊髄の中で運動神経に反射して筋肉(筋肉の一部の束)を収縮させるのです。
これがコリ、痛みの出来上がり方です。

それに対応するために内臓器官の炎症が軽減するよう反応点(ツボ)に刺激します。
その上で、緊張した筋肉または一部の筋束にも刺激をします。
この刺激も、神経の反射を起こし筋肉の弛緩(ゆるむこと)をさせます。
緊張が緩和したら痛みも軽減します。

ご参考に 当院ホームページ内 腰痛のページです

https://kishimoto-harikyu.com/youtuu/

2026.1.15

大掃除の注意点について

年末ですね。
テレビで大掃除の時に注意することを言っていました。
それは伝えるべきだなと思ってここに取り上げました。

・脚立に乗る時の注意
・洗剤の使い方
・火災の防ぎ方

こんな内容でした。
ここでは脚立に乗る時の注意について取り上げます。
高いところの掃除、電球の交換等に脚立に乗ることになると思います。
若い頃は平気だったけど今は恐いなという声も聞きます。

放送では以下の点に注意を呼びかけていました。

・天板に乗らない
・天板にまたがらない

対策としてはステップに乗り、天板側部や本体に、すねを押し付けることを推奨していました。
こうすると安定しやすいからですね。
その通りだと思います。

私はそれに加えて、
「脚立に乗った時や、脚立に乗る前に大きく首を動かさないこと」
を加えたいと思います。

特に予想されるのが上を見上げるような動き、下を確認する時急に下を向くことです。
この動作では首(頭)の向きが急に変化します。
こんな時平衡感覚が万全でない場合にふらつきが起こります。
高いところでふらつくのはとても危険です。

平衡感覚の不調には内耳の反応点(ツボ)のお手当がおすすめです。
ただ平衡感覚は不調の場合も自覚できないことがやっかいです。
ふらつきを感じている時、立ちくらみのある時等は特に気をつけたいものです。
どうしても脚立に乗らないといけない時は、テレビの内容と私の提案を思い出して下さいね。

年末の大掃除やその他普段の生活の中でも高いところは気をつけましょう。
もっと言うと、脚立に乗る時以外でも要人は必要ですね。
特にフラッとしやすい方はご注意くださいね。

それでは安全第一でお過ごし下さいませ。

参考に 当院めまいのページです。

https://kishimoto-harikyu.com/memai/

2025.12.26


つっぱりはつらいものです

タイトルに「つっぱり」とありますが昔の不良の話ではありません。
今回は皮膚や筋膜のつっぱりの話です。

肩こりや関節周りの痛みやつっぱりを感じる方は多いです。
肩こりと言えば筋肉がガチガチに硬くなるイメージでしょうか。
もちろん筋肉の緊張が起こりますのでその通りです。

それに加えて考えたいのが皮膚や筋膜のつっぱりです。
皮膚の下や筋肉の間等で筋膜が癒着した形になることがあります。
ちょっと首を動かしただけ、肩を回しただけでも周囲につっぱり感が出ます。
その抵抗感が不快で、疲労感にもつながるのだと考えています。

近年お医者さんで筋膜リリースの注射もおこなわれるようです。
超音波で画像を確認しながら筋膜の癒着部に注射液を入れます。
この注射液は生理食塩水と言いいますが、簡単に言うと塩水です。
その薬液が薬理作用を及ぼすわけではないのです。
物理的に癒着部が緩むという仕組みですね。

肝心の効果ですが諸説ありますが結構効果的なようですね。
軽い症状でしたら軽いマッサージのような感じでも改善するでしょう。

最近話題になることが増えましたが鍼灸の世界では随分前から筋膜に注目していました。
鍼灸刺激では筋膜の癒着部の緩和が起こります。
だから何を今さら・・・とは言いませんが、そんな感じです。
筋膜へのアプローチは実に効果的なのです。

それに加えて筋肉の緊張がどうやって起こるのかも考える必要があります。
その発信元は咽喉(のど)の粘膜です。
筋肉、筋膜、皮膚の緊張への対応に加えてこの部分のお手当ても大切なのです。

反応点の考え方では重視しています。

ご参考に 当院ホームページ内 肩こりのページです

https://kishimoto-harikyu.com/katakori/

2025.12.10

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