三田市、神戸市北区、西宮市、宝塚市等から来院頂いています。

お問い合わせ:079-563-3099

鍼灸

突発性難聴はほったらかさない

まずは耳鼻科の先生に!

突発性難聴になるとびっくりしてしまいます。

そして不安になるものです。

しかし大変ですが落ち着いて考えて下さい。

まず耳鼻咽喉科の先生に診てもらいましょう。

場合によっては入院して点滴の治療を受けることもあります。

まず最初の段階は早めに医師の治療を受けることが大切です。

もちろん、それだけで良くなることばかりではありません。

お医者さんから「○日後に来てください」と言われて、その間に何もしないことがもったいないと私は思います。

鍼灸のお手当をするのはこのタイミングですね。

難治性の突発性難聴は確実な治療法がまだ確立されていません。

症状は残っているけど「治療はもうここまで」となった方が当院に来られます。

ここでなんとかもう一歩改善するためのお手伝いを心掛けています。

自己ケアもおこないながら改善を目指していきます。

当ホームページの突発性難聴のページです

2021.10.4

鍼は使い捨てのものですか?

鍼はディスポーザブルタイプ?

鍼灸院で、気になることの一つは鍼が清潔かどうかということでしょう。
患者さんも気になっている事柄のようです。

確かに鍼の施術を受ける側に立って考えると気になると思います。

ここでは当院の話です。
他の鍼灸院の事はそれぞれで問い合わせ下さいね。

結論から申し上げますと、当院では全て使い捨ての鍼を使用しています。
したがって誰かに使ったものを間違って使用することはありません。

使用の直前に滅菌されたパックから取り出して使用します。
滅菌とは簡単に申しますと全ての微生物を死滅させた衛生的な状態にすることです。

何度も使用できる鍼を使う鍼灸院もあると聞きます。
もちろん滅菌処理をすれば再利用できますので違反ではないですよ。

ただ私自身は使い捨て(ディスポーザブル)タイプの方が安心だと思います。
また患者さんもそう感じる方が多いだろうと予想しています。

ディスポタイプの鍼

2021.9.16

美顔鍼と皮膚の話

皮膚の構造

今回は皮膚に美顔鍼に関係する皮膚についてのお話をしようと思います。

構造については簡単に書いています。

美の意識が強い皆さんですから詳しい方も多いかもしれませんね。

表面からこんな順番で重なっています

・角層・表皮

・真皮

・皮下組織(主に皮下脂肪)

・表情筋等の筋肉(これは皮膚ではありませんが)

角層・表皮は皮膚の一番上の部分です。

その下に真皮と呼ばれる部分があります。

非常に強い結合組織の層で血管や神経が多く場所です。

真皮は非常に強い性質があるので、カバンなどに動物の真皮が利用されます。

その次は皮下組織があります。

真皮の下にあり、柔らかい組織で皮膚を深い部分と結合させています。

これがあるので、皮膚が下にある骨や筋肉から離れて余裕をつくって動けるのです。

その下は、顔の場合は表情筋と言われる数種類の筋肉があります。

どこに注目すべきか

やはり一番上の角層・表皮に注目すべきだと思うかもしれません。

もちろん大切ですので、空気の乾燥する季節は保湿に気を付けたいものです。

最近の研究で最も上にある角層が非常に大切な働きをしていることが

分かってきています。

しかしもっと注目すべき場所は皮下組織と顔の筋肉です。

皮下組織の状態は顔の張り、お肌の元気さに大きな影響を与えています。

ここの環境が悪いと張りのない状態になり、皺(しわ)の元になると私は考えています。

鍼をすると、まずこの皮下組織の状態を変化させます。

自律神経系の働きを活発にさせ刺激になりこの部分が元気になります。

これが一つ目の大切な柱です

もう一つは顔の筋肉ですね。

表情筋は表情を表す数種の筋肉です。

これらの緊張や炎症等の不具合が皮膚を変に突っ張らせたり、引っ張ったりすることがあります。

また、もう少し深い場所にある咀嚼筋(そしゃくきん)にも注意が必要です。

咀嚼筋とは物を噛む時に働くいくつかの筋肉の総称です。

肩の筋肉が凝るように、顔の筋肉も凝りができたり緊張したりします。

鍼によって、反射という神経の働きが起こり、筋肉の緊張を緩和させます。

表情筋や咀嚼筋が良い状態であることによって、

きちんと働くことが顔の美容にとって大切なことの二つ目の柱です。

2021.8.29

お灸(きゅう)の話

お灸について

お灸(おきゅう)=やいと

「鍼灸治療」の灸は、おきゅうのことです。

このお灸は、「やいと」とも言います。

でも、地域による言い方の違いもあり、「やいと」では通じないことがあります。

今回はこの、お灸について触れてみます。

お灸も古来より使われてきた健康法です。

当院でもよく使います。

健康づくりには重宝する優れものです。

鍼灸院での治療に併せて、家庭でも使ってみてはいかがでしょう。

市販のお灸でも、「せんねんきゅう」などいいものが出ています。

ただし、火の始末には十分ご注意くださいね。

どんな使い方がいいか

「せんねんきゅう」の「説明書やインターネットでツボの説明を見ることができます。

しかし私の考え方では全てがお薦めできるツボとは言えないです。

当院にご来院の方は自分に合ったツボ(反応点)を施術時に確認して下さいね。

その時、その時に必要な場所が違うこともあります。

お灸をして健康管理をすることは自分でできる健康法としては便利な方法です。

私は内臓の疲れ、不調に特にお奨めしたいと思います。

温熱刺激が脊髄を通して反射的に自律神経を働かせます。

それによって身体を良い状態に整える働きを強めます。

肩こりや腰痛にはどうか

実はせんねん灸等のお灸でも少しは効果が出ると思います。

しかしこれら筋肉の緊張から来る痛みなどの症状には劇的な効果は期待できないと感じます。

もしどうしても筋肉の症状も自分で改善したいという場合は、結構熱いお灸にする必要があります。

かなりの熱さが必要だと思いますのであまりお奨めしません。

上で触れたように内臓の不調へのアプローチとして使うのがいいと思います。

2021.8.25

肩こりと咽喉(のど)

咽喉のことを考えてみる

当院にも多くの方が見える肩こり。

「その症状は咽喉(のど)から来ていますよ」

と伝えると時々疑いの眼差しで見られます。

肩と咽喉って言われても実感がわかないのでしょうね。

でも風邪を引く時に肩こりを感じた方も多いのではないでしょうか。

実はとても関係が深いのです。

咽喉から来るとはどういうことかと言いますと、咽喉の粘膜の炎症が影響しているということです。

粘膜の炎症が結果として、首や肩の筋肉を緊張させてしまうのです。

そしてこの筋肉の緊張が、皮膚や筋膜のつっぱりを起こします。

このつっぱりが肩こりの不快感に影響しています。

筋膜リリース

最近は「筋膜リリース」等筋膜に注目することが増えてきたように思います。

これは肩こりのメカニズムを追究する上でとても重要な視点です。

ただ筋膜は自分では動かないので、筋膜を引っ張る筋肉が真犯人だと私は考えます。

筋膜だけに注目するのは間違いですね。

指先で触れると咽喉に反応点が確認できます。

おさらいですが反応点は、炎症や痛み等の良くないところを皮膚に表す注意信号でしたね。

咽喉の炎症に対応させるのと、緊張した首肩の筋肉の反応点に施術をおこうという両面でのアプローチが反応点治療の特徴です。

首肩の筋肉と胸の筋肉も確認が必要です。

粘膜は常に微生物との戦いにさらされています。

カビや細菌、等微生物が粘膜にくっつくのを防ぎたいものです。

そのためには潤いが大切です。

咽喉への注意もお忘れなく!

2021.8.17

姿勢が悪いと肩こりになるのか?

姿勢のせいで肩こりが起こるのか

「そんな姿勢だと肩こりになるよ!」

「私の肩こりは姿勢が悪いからでしょうか?」

こんな話を結構聞くように思います。

何となく聞き流していることもありますが、私は違うと思います。

例えば猫背(ねこぜ)だと肩がこってしまうのでしょうか。

首肩の筋肉は、のどの粘膜が炎症を起こしたことの影響で緊張すると私は考えています。

神経の反射が起きるのです。

姿勢が悪くなるのは、コリにより筋肉や皮膚等が突っ張ってしまうことが原因だと思います。

突っ張ると不快なので、無意識に姿勢を調整しているのです。

言ってみれば

「姿勢が悪いと肩こりになる」

のではなくて

「肩こりになると姿勢が悪くなる」

ということだと私は思います。

2021.7.17

鍼灸施術の医療費控除

先日NHKの「有吉のお金発見 突撃カネオくん!」という番組を視ていました。

番組の最後数分だけでしたが、医療費控除の話がありました。

クイズ形式にしながら、鍼灸施術が対象になると説明していました。

ただしアロママッサージは対象ではないということを言っていました。

アロママッサージは鍼灸施術とは関係ないのですが、鍼灸の説明の中で触れていました。

鍼灸院でもアロママッサージをするところが結構あるからでしょうかね。

当院で対象になることを伝えた時ご存知でない方もたまにいらっしゃいます。

なお当院でも美顔鍼(美容の鍼)は対象にならないのでご注意下さいね。

判断が難しい場合等、詳しいことは税務署で確認しましょう。

2021.6.16

肝臓についてのお話

随分前ですが「休肝日が多ければ死亡率低下」という新聞記事があったと思います。

お酒の量が多い方はお酒を飲まない日(休肝日)をきちんと作りたいものですね。

肝臓の異常は検査で初めて発見されることも多いようです。

当院でお腹を確認していますと、肝臓に反応点(ツボ反応)が現れている方が結構いらっしゃいます。

「反応点治療」については当院ホームページでもご案内しています。

https://kishimoto-harikyu.com/hannoten/

肝臓の不調を指摘しますと多くの方が

「お酒はそんなに飲まないんですが・・・」

と納得いかない顔をされます。

あまりアルコールを飲まないのに肝臓が悪くなることはないとの思いでしょう。

しかし、肝臓のコンディションに影響するのはお酒だけではありません。

風邪を引いたり、精神的ストレスを感じたりすることでも調子が悪くなります。

肝臓はアルコール等の解毒以外にも代謝や胆汁の生成他様々な仕事をしています。

肝臓が疲れてくると痛みは感じませんが、なんとなくしんどい、気合が入らないというように疲労を感じるのだと考えています。

当院では多くの方に肝臓の反応点への刺激をおこなっています。

鍼またはお灸、ローラー鍼等を用います。

重要な臓器ですから良い状態に保ちたいものです。

肝臓の検査数値が悪くないから放っておいてもいいと安心しないで下さいね。

お酒を飲む方もそうでない方も、日々元気に過ごすために肝臓を労わりましょう!

2021.3.15

腰痛時のコルセット

腰痛の時コルセットした方がいいですか?

腰痛でお困りの方が来られるとよく聞かれます。

私の答えは「しておいた方がいいですよ」です。

もちろんコルセットに魔法のような効果があるわけではありません。

しかし不意に体を動かしてズキッとなることを防げます。

治してくれるのではなく、守っているという感じですね。

回復のために私は以下の点を重視して施術します。

大切なことは腰、臀部、背中等の筋肉の緊張緩和です。

それに加えて膀胱や子宮、前立腺の反応点に刺激を与えることです。

コンディション作りも腰痛を管理していくのには大切ですよ。

2020.12.16

49歳での妊娠発表

昨日のインターネット上のニュースで見つけた記事です。

49歳のタレントさんが妊娠し安定期に入ったとのことです。

ご自身がインスタグラムで発表されていました。

長年の不妊治療の末にここまで来られたようです。

高齢(妊娠・出産については)であることや安心できない材料もあるようですが、

なんとか無事に出産して欲しいものです。

当院にも今年数例の出産報告がありました。

新型コロナウイルス感染の心配がある中で大変だったと思います。

これからはお母さんとして活躍していって下さいね。

昨日の当ブログにも書きましたが、不妊治療の保険適用拡大が検討されています。

今後制度が充実してより多くの方が上手くいきますように!

2020.9.16

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