ちょっと前まで暑い夏でしたね。
また暑さも長く続きました。
しかし、空気は冷たくなってきました。
また日によって気温がコロコロ変わって寒暖の差も大きくなります。
これからの季節は空気の乾燥してきます。
そのために風邪を引きやすくなってきます。
こうなると気管支の炎症が起きやすくなってきます。
つまり気管支喘息の症状が出やすい時期になってきたということですね。
気道の炎症があると敏感になります。
また気道が狭くなってしまうのでより敏感な状態になってしまします。
やはり気管支のコンディションを良くしておきたいですね。
気管支喘息が完全に治るようになるといいのですがまだそうなっていません。
そうならば管理しながら過ごすことが必要ですね。
処方された薬はきちんと準備しておくことが大切です。
発作時のお薬は特にきちんと管理しておくことが必要です。
その上で気管支の反応点をお手当することがおすすめです。
小児針を使うこともおすすめです。
辛くなるこの時期です。
これをきっかけに鍼灸でのお手当も考えてみませんか?
当院ホームページ、気管支喘息のページです。
こちらもよろしければご覧下さい。
https://kishimoto-harikyu.com/zensoku/
2024.11.1
喘息の方にはつらい時期になってきましたねを確認する
ネット記事で「アイフレイル」という言葉が出ていました。
「フレイル」という言葉は最近よく耳にします。
介護が必要な状態ではないけれど健康な状態ではない間の状態ですね。
それの「眼」バージョンとでも言うことでしょう。
眼が半分病気のような状態ですね。
東洋医学でいう未病の状態とも言えますね。
気づかないうちに悪くなっていることもあるようです。
自覚症状はなくても症状が進んでいることもあるのだそうです。
今日は10月10日。
「10」を横に向けると、眉と眼に見えることがいわれのようです。
眼の愛護デーですね。
今日をきっかけに眼の健康を意識できるといいですね。
眼の症状は自覚がなくてもジワジワ悪化することもあります。
眼科医に罹ること、鍼灸でのお手当もおすすめです。
2024.10.10
アイフレイル って何を確認する
兵庫県三田市より肩こりにてご来院
Nさん 初来院時40歳代 男性
常日頃から肩こりに悩んでいる。
デスクワークが多くパソコンでの仕事の時間も多い。
そのため肩こりがとても辛いとのことだ。
その他腰痛も出ることがあり、目の疲れも感じている。
肩の筋肉が緊張するのは咽喉(のど)の炎症が関係すると考える。
したがって喉の粘膜の反応点を確認し、刺激をおこなった。
その上で次は頚肩部の筋肉へのアプローチをおこなった。
具体的には僧帽筋、胸鎖乳突筋の緊張緩和だ。
もちろん、この両方の筋肉にも反応点が確認できた。
原因と思われる場所と結果として現れた苦痛の箇所に施術した。
1回目の来院でかなり改善を感じたとのことだった。
次回は2週間後に来院されたが、2回目の時少し肩のコリも出ていた。
加えて軽いぎっくり腰のような状態であり、肩と腰その他内臓反応点も施術した。
施術後に肩こりも腰痛も軽減したが腰は少し不安がある。
本人曰く腰は80%位まで回復した感じになったとのことだった。
この後も来院されるが、忙しいので間が空いてしまうこともある。
定期的に鍼灸刺激をおこなうのが理想だ。
(感想)
仕事にもしっかり取組み、スポーツもされる元気な方です。
しかし体の状態にも気を配ることが大切です。
溌溂(はつらつ)とした毎日を送るためにも体のコンディション作りは大切ですね。
この方は、忙しくて定期的な来院は難しそうです。
うまく調整して定期的に来られるといいなと感じています。
そのためこの方にはセルフケアも実践いただいています。
(参考)
当ホームページ内 肩こりのページ
https://kishimoto-harikyu.com/katakori/
2024.9.13
肩こりの施術例 1を確認する
患者さんと話していますと「この骨の所が痛い」というお話がよく出ます。
「ここですよ!」と指をさして教えて下さいます。
もちろん、痛い場所はその部分だと思いますので状況を把握する材料にさせてもらいます。
ただ、ここで考えるのです。
その場所は骨ですか?
間違いなく骨のある場所なのです。
しかし、その骨にくっついているものの存在ははほったらかしです。
また憎たらしいことを言ってますが・・・
私は骨そのものではなく、骨にくっついている腱が痛いのではないかと思うのです。
腱とは筋肉の端が強い組織になって骨にくっつく部分のことです。
アキレス腱を想像すると腱のイメージが分かりやすいと思います。
筋肉は一部が緊張しすぎると痛みが起こります。
その時、緊張した筋肉がくっついている腱の部分にはテンションがかかります。
緊張で引っ張られますからね。
そうすると筋肉も、腱も痛く感じる可能性があります。
パンパンに腫れると、皮膚やその周囲も痛むかもしれません。
具体例としては、ふくらはぎが張るとアキレス腱、踵(かかと)が痛むのがこの形ですね。
しかし、こう考えると骨が痛む理由が見当たらないのです。
もちろん、骨にもテンションがかかります。
だったら痛くなるでしょ!と聞こえてきそうなのですが。
確かに骨膜にも痛みの神経は分布しています。
しかしそんなに多くはないのです。
だから基本的に私は骨が痛みを起こしているとは思いません。
骨の痛みではないかと言われる症状でも鍼で症状が改善することはよくあります。
しかし鍼灸師の使う鍼で骨の状態は変えられません。
骨に対して意識的に鍼を当てることはありません。
しかし鍼を操作して鍼が骨に当たることがあります。
骨なだけにコツコツとした感じが伝わってきます。
↑オヤジギャグですみません。
しかし骨に当たったから痛いと言われたことは今までなかったですよ。
骨膜にある痛みの神経がさほど多くないからだと私は思います。
まとめますと鍼刺激をし他時には骨以外の何かに作用したと考えられます。
・皮膚
・結合組織・筋膜
・筋肉と腱
骨ばかりに気を取られていると痛みの改善が遅れるかもしれませんね。
私があまり信用していない考え方
・石灰沈着による痛み
・神経圧迫による痛み
・軟骨がすり減り骨がぶつかることによる痛み
・精神的ストレスによる痛み
当ホームページ「膝の痛み」ページの内容も少し被ります。
よろしければそちらもご覧下さい。
https://kishimoto-harikyu.com/hizanoitami/
2024.8.30
骨が痛むのか?・・・私の独り言 を確認する
兵庫県三田市より腰痛にてご来院
Sさん 初来院時30歳代 男性
数年前から腰痛がある。
立ち仕事が多くときどきひどくなってしまう。
今回の痛みは3~4日前からひどくなったものだとのこと。
泌尿器生殖器系の反応点を確認した。
膀胱のポイントに反応点を確認したが、この部分が腰痛に関連していると判断した。
お灸をおこない、その後追加で置鍼(刺した鍼をしばらくそのまま置いておくこと)をおこなった。
次にお尻の筋肉や腰の筋肉の反応点を確認。
反応点が現れた筋肉に刺激をおこなった。
最初は痛みが強かったので仕事終わり等も来院いただいて2日おきに施術。
2回目が終わって随分改善したとのことだった。
3回目に少し残るがほぼ痛みが改善した。
その後は健康管理も含めて継続して来院されている。
ひどい腰痛は出なくなっており管理できている様子だ。
その他太ももや肩こり等も施術している。
また心臓や眼等にも反応点が認められるため、都度施術をおこなっている。
(感想)
この方は定期的に来院してメンテナンスをしておられます。
定期的に鍼灸施術を受けるのが理想的です。
それが難しい場合でも可能な範囲で体を労わっていきたいものですね。
(参考)
当ホームページ内 腰痛のページ
https://kishimoto-harikyu.com/youtuu/
2024.7.29
腰痛の施術例 1を確認する
椎間板ヘルニアという名前をよくご存じと思います。
椎間板が上下の骨に押されて飛び出してしまう。
そして脊髄を圧迫、刺激することで痛みやしびれが出るとされています。
・頸椎ヘルニアの場合は首肩腕に症状が出る
・腰椎ヘルニアは臀部(尻)、腰、ふともも、すねやふくらはぎに症状が出る
しかし私は椎間板の状態、神経の圧迫具合の問題というよりも筋肉等の問題に着目しています。
坐骨神経痛の時も同じようなことを言ってたなと思ったあなたは鋭いですね。
脊髄そのものが圧迫されると何かが起こるのだろうか・・・
起こるとしたらそれは痛みやしびれなのだろうか・・・
どういう仕組みでそんな症状にむすびつくのだろうか・・・
私はこれらに対する明確な答えをまだ確認したことがありません。
ブログ「坐骨神経痛について」でも書いていますが以下のように考えています。
神経の先にあるアンテナがどんな状態をキャッチしたのかが大事だと思います。
・筋肉の緊張(機械刺激)を感じ取ったのか
・痛み物質(化学刺激)を感じ取ったのか
だから神経の束が集まっている脊髄が外部から圧迫を受けたことを考えても・・・・・・
私は別の角度から考えることにしています。
私はどうするかと言いますと
痛みが出ているであろう場所(私は主に筋肉と考えています)を確認します。
そしてそれが周囲の筋膜や皮膚にテンションをかけていないだろうかという点に着目します。
最近、HPの椎間板ヘルニアのページを加筆して更新しました。
こちらもよろしければご覧下さい。
https://kishimoto-harikyu.com/tuikanbanherunia/
2024.7.8
椎間板ヘルニアについて を確認する
坐骨神経痛って言葉をよく聞きます。
この名前から坐骨神経の病気だと感じる方も多いのではないかと思います。
しかし私は坐骨神経の問題ではなくて筋肉等の問題だと考えています。
坐骨神経の流れに沿って痛みが出ているので坐骨神経痛という病名がついているのだと思います。
しかし神経そのものが痛いという表現をする方もいますが、私にはちょっと意味が分からないです・・・
神経とは、神経の先にある受容器(アンテナ)が痛い状態(筋緊張や炎症等)を感じ取って脳や脊髄に信号を届ける装置そのものです。
受容器(アンテナ)が何を捉えたか、つまり受容器の場所がどんな状態なのかに注目しないといけません。
神経そのものが傷んでいたらそもそも信号のやり取りができません。
これはマヒと言われている状態ですね。
ここを整理しないで考えるとややこしいことになります。
坐骨神経痛の通り道にある複数の筋肉の緊張を改善することが一つ。
そのことによって痛みやしびれを改善させることが一つ。
この2点が大切なポイントです。
最近、坐骨神経痛のページを加筆して更新しました。
よろしければご覧下さい。
https://kishimoto-harikyu.com/zakotusinkeitu/
2024.6.6
坐骨神経痛について を確認する
当院に新規で来られる方も結構いらっしゃるめまい、立ちくらみ。
鍼灸でめまいが改善するのかな?と思うかもしれません。
一般的にはむずびつかない組み合わせでしょう。
しかし、これがなかなかお役に立つのです。
私のおこなう施術方法は「反応点治療」という方法なのですが、
このグループのメンバーは、このめまいや立ちくらみにも皆力を入れているように思います。
めまいに鍼灸というのが一般に知られていないのは、私たちの発信が足りていないのかもしれませんね。
めまいの場合は内耳の皮膚反応を確認しながら施術します。
もちろん、その他の鼻やのど、そして他の内臓反応点も施術します。
皮膚反応の変化を確認しながら鍼灸施術をおこないます。
これらのめまいや立ちくらみの内耳に関する症状には根気も必要です。
魔法のようにすぐに良くなる訳ではありません。
しかし、じっくりと取り組むといい結果が望めるのです。
内耳のコンディション向上にしっかり取り組んでいきましょう!
当院での施術方法についてもう少しだけご紹介しておきます。
私のおこなう施術方法は「反応点治療」だとお話ししました。
この「反応点治療」を行う者が「反応点治療研究会」という組織でまとまっています。
研究、勉強会、研修合宿等もおこなう結構真面目な集団です。
めまい・立ちくらみその他ふらつきや浮遊感等も一生懸命に取り組んでいます。
2024.5.29
めまい・立ちくらみはじっくり取り組みたい を確認する
最初に以下の点を確認しておきます。
当院でおこなう美顔鍼(美容鍼灸)はお顔の張りなどを目的にした美顔鍼です。
痩身やダイエットを目的にした内容の美容はおこないません。
美容鍼灸が注目される機会が増えてきました。
私が鍼灸師になった頃はまだここまで浸透してなかったように思います。
美容の意識が高まることはとてもいいことです。
別に誰かと比べて若々しいとかなんとかで競争しなくてもいいのです。
ご自身の身だしなみのようなものでしょう。
それでも、美しくありたいと思う気持ちは大切です。
健康や精神的な充実にもつながる気がします。
当院では美顔鍼と呼んでいますが一般的には美容針、美容鍼という方が多いかもしれません。
施術をおこなう上で当院では単なる美容のためだけでは終わらせません。
なんか偉そうな言い方ですね。
すみません。
どういうことかと申しますと、健康管理もできる範囲でおこなうということです。
美容と健康は別の物ではありません。
顔への鍼はもちろんおこないますが、加えて内臓反応点も一緒に施術します。
美のためにもお手当しておきたい内臓反応点もあります。
また健康管理の意味でも内臓反応点への施術は有意義です。
当院のホームページを初めてご覧になる方のために少しだけ解説です。
反応点とは、内臓や筋肉などの痛み不調が体表面に現れた皮膚領域のことです。
つまり体の内面の不調が皮膚に現れたツボ反応といった感じのものです。
すっきりとした顔になった。
リフトアップした気がする。
体もすっきりしたわ。
こんな感じが理想ですね。
2024.4.16
美容針 当院では美顔鍼を確認する
トイレに行ったところなのにまだ残っている感覚がある。
このような残尿感に悩む方は多いように感じます。
夜寝てからよく目が覚める。
おしっこに行きたくてたまらない。
でもトイレに行くと思ったほどは出ない。
このような場合は夜間頻尿と言うのでしょう。
夜だけではなく昼間の場合に頻尿が起こる場合もありますね。
おしっこがあまり溜まっていないのにおしっこがあるように感じる
これは膀胱の粘膜に問題があるのではないかと考えます。
つまり、粘膜の炎症が予想できます。
粘膜が過敏になっていることが問題ですね。
年齢とともに慢性的に粘膜の炎症が起きることが多くなると思います。
歳だから仕方がないと諦めず、コンディショニングをしてみませんか?
下は簡易な膀胱のイラストです。
内側の粘膜が腫れていると敏感になります。
ねん挫で腫れている足首、できものが腫れている時等は少しの刺激でも痛く感じますね。
粘膜の炎症を改善させることが重要です。
いい状態を保てば症状は軽くなると思います。
私はこのような症状にはお灸を結構使います。
また自己ケアとしてもせんねん灸などのお灸を推奨しています。
2024.3.20
残尿感があってトイレが近い を確認する
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