三田市、神戸市北区、西宮市、宝塚市等から来院頂いています。

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トピックス

どこから来るのか!

「〇〇から来ている」

鍼灸院や病院その他施術所でもよく聞かれる言葉だと思います。

例えば、首から来ている、または腰から来ている、内臓から来ているなどなど。

これらの言葉は痛みや辛い症状の原因は何だろうかという時の回答です。

結構耳にすることも多いですね。

ただ私は「首から来る」と「腰から来る」と聞くと違和感があります。

何が来るんだろう・・・

神経の圧迫による症状という考えの時に言われることが多いように思います。

私は「内臓から来る」ということを大切に考えています。

内臓や器官の炎症は骨格筋の緊張に関わります。

これは鍼灸学校時代の教科書にも書いてありますよ。

鍼灸だけで通用する勝手な理論ではないですよ。

内臓の中でもどこから来るのかを反応点を基にして考えます。

しかし首や腰から来るというのは嘘だとは思いません。

筋肉や筋膜のつながりの関係から考えると納得できることが多いですね。

私は神経の物理的圧迫等より筋肉、筋膜の構造を重視します。

構造を考えると鍼灸施術のヒントが見つかるのです。

2022.7.16

もう梅雨明け!

近畿地方も6月28日に梅雨明けが発表されました。
統計開始以来最も早い発表だそうです。
異常気象という言葉を聞いて久しいですが、ここまでとは驚きますね。

ここ数日の気温もかなり上がっています。
熱中症にならないよう気を付けましょう。

患者さんに昼間クーラーを使っているか問うと、年配の方が使っていないケースが多いです。
「クーラーは適切に使うものですよ」と使用を促しています。

例年思うのですが年配者は辛抱強いのかクーラーをあまり使わない傾向にあると思います。
私なりになぜなのか考えてみました。

・昔はクーラー無しで過ごしていたから
・クーラーで冷えすぎるとそれもしんどいから
・これ位は我慢できると思うから
・エネルギー、電気代を節約するため
・自然のままで過ごした方がいいと思うから

こんな感じなのではないかと思います。

しかし、命の方が大切です。
暑くなりすぎる前に使用することをお奨めします!

2022.6.28

皮膚と美顔鍼について

今回は皮膚についてのお話をしようと思います。
構造については簡単に書いています。
美の意識が強い皆さんですから詳しい方も多いかもしれませんね。

○皮膚の構造

表面からこんな順番で重なっています
・角層・表皮
・真皮
・皮下組織(主に皮下脂肪)
・表情筋等の筋肉(これは皮膚ではありませんが)

角層・表皮は皮膚の一番上の部分です。

その次は皮下組織があります。
真皮の下にあり、柔らかい組織で皮膚を深い部分と結合させています。
これがあるので、皮膚が下にある骨や筋肉から離れて余裕をつくって動けるのです。

その下は筋膜で、顔の場合は表情筋と言われる数種類の筋肉があります。

○どこに注目すべきか

やはり一番上の角層・表皮に注目すべきだと思うかもしれません。
もちろん大切ですので、空気の乾燥する季節は保湿に気を付けたいものです。
最も上にある角層が非常に大切な働きをしていることが分かってきています。

しかしもっと注目すべき場所は皮下組織と筋膜、顔の筋肉です。

皮下組織の状態は顔の張り、お肌の元気さに大きな影響を与えています。
ここの環境が悪いと張りのない状態になり、皺(しわ)の元になります。

鍼をすると、まずこの皮下組織の状態を変化させます。
自律神経系の働きを活発にさせ刺激になりこの部分が元気になります。
これが一つ目の大切な柱です。

もう一つは顔の筋肉ですね。
表情筋は表情を表す数種の筋肉です。
これらの緊張や炎症等の不具合が
皮膚を変に突っ張らせたり、引っ張ったりすることがあります。

また、もう少し深い場所にある咀嚼筋(そしゃくきん)にも注意が必要です。
咀嚼筋とは物を噛む時に働くいくつかの筋肉の総称です。

肩の筋肉が凝るように、顔の筋肉も凝りができたり緊張したりします。
鍼によって、反射という神経の働きが起こり、筋肉を元の状態に戻します。

余談ですが、膝の下を叩くと足がポンと上がるのも神経の反射ですね。
これは膝蓋腱反射と言いますが、これと似たことが鍼で起こっているのです。

表情筋や咀嚼筋が良い状態であることによって、
きちんと働くことが顔の美容にとって大切なことの二つ目の柱です。

当院HP内の「美顔鍼・美容鍼灸」ページのリンクです。

美顔鍼・美容鍼灸

2022.6.14

反応点治療研究会関西実技講習会 7/10

7月10日は関西実技講習会です。

鍼灸師の方、鍼灸の学生さんが対象です。

午前の講義の場所が変更になっています。

以下の通りです。

なお下の案内は画像です。

画像中のリンクは下に張り付けてあります。

今から反応点治療を学びませんか!

講習会のお申込み    https://forms.gle/cmJvt1F3XuhCiKDZ6

講義のみ受講のお申込み https://hannouten.peatix.com/

2022.6.7

内耳のコンディショニング

比較的過ごしやすいの日が多いですね。
それでももうすぐ梅雨入りです。

梅雨の間には温度や湿度やの問題もあります。
しかし私は気圧の問題を注意したいと思っています。

低気圧が居座っているときには内耳の問題が多く出てくるように感じます。
私は大気圧が内耳やその他問題を助長するようなイメージを持っています。

突発性難聴、耳鳴り、めまい、ふらつき、メニエル病。
これらは内耳に問題があると出やすい症状です。

梅雨時を乗り切るために内耳のコンディション作りが大切だと思います。
自己ケアしている方も含めて内耳のお手当を継続しましょう。

あわせて、咽喉、鼻のお手当もできると理想的です。

あと肝臓のお手当は常日頃からやっておきたいものです。

肝臓が良い状態だと元気も出てきますよ!

2022.5.30

おかげさまで17年

今日5月9日は当院の誕生日です。

開院から17年が経ちました。

なんとか無事にやってきました。

日ごろからお世話になっている皆様、ありがとうございます。

感謝申し上げます。

18年目の当院もよろしくお願い致します。

2022.5.9

5月の営業日について

年度替わりで環境が変わって疲れが出ているかもしれませんね。

大型連休で休める方はゆっくりと充電してくださいね。

今回は大型連休期間の特別営業日の案内です。

4月29日(金)昭和の日

午前中

4月30日(土)

9:00〜12:00    14:00〜17:00

5月1日(日)

休業

5月2日(月)

通常営業

5月3日(火)憲法記念日

9:00〜12:00

5月4日(水)みどりの日

休業

5月5日(木)

休業

5月6日からは通常通りの営業です。

事前のご予約をお願い致します。当日のご予約は取れないことも予想されます。

2022.4.26

頻尿のお手当をしてみよう

トイレの悩みは他人に言いづらいものです。

頻尿の他、残尿感や失禁などにお悩みの方も案外多いと思います。 

当院では上記のようなおしっこのお悩みには徹底して下腹部の反応点のお手入れをおこないます。 

具体的には膀胱の反応点(ツボ)が重要な刺激ポイントです。

個人差はありますが改善することも結構多いと感じます。

膀胱や生殖器系(子宮・卵巣・前立腺等)の反応点は冷え性、腰痛、脚の痛み、膝痛当にも共通のポイントです。

その意味でも膀胱の反応点に鍼灸刺激を加えることは大切なことだと思います。

当院ではおへそのやや下の反応点に鍼灸刺激を加えて施術します。

そこで私がおすすめするのが「せんねん灸」です。

せんねん灸(手前)

せんねん灸は台の部分は燃えず、上の紙に巻かれたもぐさの部分が燃えていきます。

写真上方にあるもぐさを肌に直接するのは難しいですね。

しかし、せんねん灸は直接燃えないので安心して使えます。

熱さも数段階に分かれていますのでまずは、ゆるめの物を選んではいかがでしょうか。

おへその下の反応点にせんねん灸をコツコツ続けることが改善のポイントだと感じます。

自宅でできるお灸ですので検討してみて下さい。

ただし、火の取り扱いには十分お気を付け下さいね。

また、ゆるめのせんねん灸でも軽いやけどになることがあります。

その点も頭に入れておいて下さいね。

2022.4.25

4月の営業日について

新年度が始まりました。

環境がガラッと変わる人も多いかもしれませんね。

焦らずにゆっくりと適応していけるといいですね。

さて今回は4月の特別営業日の案内です。

特別営業日は以下の通りです。

4月29日(金)昭和の日

9:00~12:00

午前の部のみですが営業しております。

ご希望の方はお早めに予約をお願いします。

2022.4.1

耳鳴りに取り組もう!

耳鳴りの音が急に大きくなると不安になるものです。

また、静かだったのに急に鳴り始めることもあります。

こんな場合には、なんだか落ち着かず疲れてしまいます。

静かな所に居る時や寝る時には特に気になってしまいます。

うるさいと思い始めると気になって眠れません。

実は耳鳴りは、まだ正確には原因が解明されてないのです。

とは言うものの内耳や内耳周辺の問題が関係しているのは間違いないでしょう。

当院では内耳の反応点(ツボ)を中心に、全身のお手入れをおこないます。

 

当院でも耳鳴りの患者さんが来られますが、大体の方の症状は改善していきます。

問題はどのレベルまで良くなるかということですね。

すぐに全く音が消えてなくなることはほとんど無いように感じます。

しかし少しずつ良くなることも結構あるのです。

・気にならなくなった

・眠れるようになった

・耳閉感は消失した

・違和感は消えた

こんな感じのものも含めて改善と考えています。

もちろん、良くなったのは鍼をしたからだと断定できません。

ご本人の体が頑張って良くなったことも考えられます。

しかし、鍼灸での刺激はきっと役立っていると私は感じています。

治りづらい場合もありますが、大事なのは根気です。

家庭でのセルフケアも併せて取り組んでみてはいかがでしょうか。

当院ホームページの「耳鳴り・難聴」のページ

2022.3.16

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