三田市、神戸市北区、西宮市、宝塚市等から来院頂いています。

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トピックス

鍼灸師は考えないといけない

考えることは大切

血液検査や画像診断は鍼灸師にはできません。

医師は画像診断や血液検査をおこないます。

私たちがこれをすることは法に触れます。

患者の皆さんの愁訴(つらさや症状)は様々です。

検査や画像診断では何も引っかからない、つまり見つからないこともあります。

私の印象ではそういうケースも結構あると感じます。

そんな方が鍼灸院に来られた時に、

「分からないんなら仕方ないですね」

「しばらく様子を見ていきましょう」

こんな風に言っていては仕事になりません。

というより鍼灸師の存在意義がなくなるようにも感じます。

私たちの尺度で何かを感じ、何かのアプローチをしないといけません。

私は皮膚の反応点を感じ取って、その上で考えながら施術します。

考えるこはやはりとても大切です。

ここに皮膚反応があるということはどういうことか、どういう刺激を与えれば効率的なのか等いくらでも考えることがあります。

施術に関することだけではなく日常生活の中でも考えることは大切だと思います。

報道やネットで情報はたくさんあふれています。

毎日の情報を通じて何かを自分で考えるということが大切なんだと思います。

2022.2.26

体外受精等の不妊治療が保険適用へ

先日、厚生労働省が4月からの診療報酬改定の内容をまとめました。
感染症対策等も充実させているようです。

私が注目したのは不妊治療の保険適用範囲の拡大です。

人工授精の他、体外受精や顕微授精も対象になるようです。

本当に凄いことが実現しますね。

詳細はご自身で確かめて下さいね。

できればもっと早く実現してほしかったという気持ちもありますが、
ようやくここまで来たかという感じですね。

各々受けとめ方は様々でしょうが、治療を受ける方々にとっては負担の軽減になるでしょう。

多くの方が恩恵にあずかってうまくいけばいいですね!

2022.2.14

安全な施術を心掛けています

はり・きゅうの施術は注意しないと危険も伴います。

鍼の事故は一番気を付けたい部分ですね。

やはり危険な場所はきちんと安全確認をして施術することが必要です。

そのためには骨格や内臓の場所等を把握しておかないといけません。

また一か八かの危険な刺し方をしてもいけません。

当たり前ですが。

そのために解剖学・生理学等で体の構造と機能を学んでいるのです。

経験の浅い方等に指導する機会があるのですが、その時に感じるのは安全対策を学校で徹底されているということです。

学生の時に安全対策を叩き込まれます。

もちろん、安全な施術を行うのは当たり前なのですが、怖がりすぎて鍼を打てない方を見ることも結構多いのです。

鍼を刺して入れていく角度を間違うと事故が起こる場所もあります。

しかしきちんと角度を確認して鍼を進めれば危険ではありません。

ただ言葉だけを覚えて勉強するのではなく、現場で安全に施術するための勉強にしないといけないですね。

きちんと役立つ勉強が本当に大切だと思います。

この文章は決して教育の内容批判ではありません。

安全対策は最重要項目だと私も思います。

もちろん私も安全に気を付けて施術しています。

そして危険が伴う可能性がある場所を施術する時は特に緊張感を持ってやっております。

キャリアが長くなってきても安全対策は一番大切にしないといけません。

2022.1.19

関節痛

関節痛とは?

関節痛と一括りにするとイメージしにくいでしょうか?

・膝関節症

・肘関節痛

・五十肩

・股関節痛

こんな名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。

文字通り関節のところが痛むのが関節痛です。

関節の痛みってどこの痛み?

関節とは骨と骨がつながっている場所の事です。

いわゆる関節痛の時、関節の中でもどこが痛むのでしょうか?

骨の表面が痛むのでしょうか?

私の答えはその周囲も含めて痛む可能性があるということです。

その周囲とは具体的には筋肉、腱、靭帯、皮膚です。

そしてその中でも注目すべきは筋肉と腱だと考えています。

なぜなら骨の表面(骨膜)にはあまり痛みの神経(受容器・アンテナ)が無いからです。

それを考慮すると筋肉、腱が最も痛みを強く出す場所だと考えられます。

それでも骨が痛いように感じることが確かにあります。

しかしこれは骨にくっついた腱の部分が物理的に引っ張られたり、腫れたりしているからでしょう。

関節痛があるときは骨と骨をくっつけている筋肉の中でもどの筋肉が傷んでいるのかを考える必要があります。

場合によってはその筋肉の中のどの部分が傷んでいるかと確認することになります。

筋肉そのものと、その筋肉がくっつく所(腱)に対するお手当が必要ですね。

2022.1.15

2022年度関西 反応点治療研究会講習会のお知らせ

私ども反応点治療研究会が開催する講習会のご案内です。

2022年度の日程をお知らせいたします。

定期開催による「学ぶ → 実践 → さらに学ぶ」のサイクルで知識・技術習得!

痛みはどのように出現するのか?
自律神経とは?
内臓疾患に対する鍼灸治療はどのように行えばよいのか?
鍼をすると体にどのような反射が起こるのか?
など、毎回テーマを変えながら、2か月に1回、講習会を開催しています。

「鍼灸治療を解剖学的・生理学的に紐解いていく」そんな講習会です。
午前は講義・午後は実技の2本立てで、実技は習得レベルに合わせて指導しています。
初めての方や学生さんも安心してご参加いただけます。

一般社団法人 反応点治療研究会 主催
関西実技講習会

【2022年度 日程と各テーマ】
第1回 1月16日(日) 反応点治療とは ~反応点の出現と改善~
第2回 3月13日(日) 風邪に対する反応点治療(呼吸器系)
第3回 5月 8日(日) 胃腸障害に対する反応点治療(消化器系)
第4回 7月10日(日) 膀胱炎・生理痛に対する反応点治療(泌尿器生殖器系)
第5回 9月11日(日) 心臓に対する反応点治療(循環器系)
第6回 11月13日(日) 平衡感覚失調に対する反応点治療

<午前の部> 10:00~11:30 反応点治療の概論・各テーマ別の「講義」
<午後の部> 13:00~16:00 反応点治療の「実技」

【会場】 ミントはり灸院 
    (JR六甲道駅より徒歩3分・神戸市灘区森後町3丁目1-5 ネオハイム六甲201号)

【対象者】 鍼灸師・鍼灸学校の学生

【参加費】 鍼灸師 7,000円 / 学生 5,000円 
     (午前+午後 1回分の金額です。当日会場にてお支払いください)

【持ち物】 鍼灸道具(普段使っているもの)・スリッパ・筆記用具。
      服装は自由、ラフな格好で結構です。

【お申し込み】 以下のURLよりお申込みをお願いいたします。
 https://forms.gle/cmJvt1F3XuhCiKDZ6

**********************

※ 午前の講義のみ オンライン受講も可能です

 申込者は、1か月限定でアーカイブ視聴も可能です。
 当日参加が無理な方も、録画を後でご覧頂けます。
 反応点治療を知りたい方、会場での参加が難しい方、日時の都合が合わない方、
 下記サイトURLからお申し込みください。

【オンライン講習費】 鍼灸師2,000円 / 学生1,000円
  第1回 1月16日「反応点治療とは」のみ 無料公開しています。 

【お申し込み先】 https://hannouten.peatix.com/

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※ 東海地区(岐阜)でも実技講習会を実施しています。
 詳細は「反応点治療研究会」公式サイトをご覧ください。
 https://hannoten.com/ 

2021.12.17

12月の営業日について

早いものでもう師走ですね。

年内の営業日のお知らせです。

年内の営業日は以下の通りです。

普段水曜日は午前のみですが最終日ですので17時までにしています。

12月29日(水)

9:00~12:00

14:00~17:00

12月30日(木)~1月3日(月)までは休業いたします。

よろしくお願い致します。

2021.12.1

11月の営業日について

今回は11月の営業日についてです。

すみません、うっかりアップし忘れていました。

令和3年11月の特別営業日は以下の通りです。

11月23日(火)勤労感謝の日

9:00~12:00

14:00~17:00

2021.11.17

太ももの痛み

脊柱管狭窄症と言われました

違う症状で来院したことのある患者さんがある日、太ももの痛みを訴えて来られました。

30歳代の女性です。

かなりの痛みだったようでお医者さんに診察してもらったとのことでした。

結果は「脊柱管狭窄症による痛み」と診断されたそうです。

大変な病気になってしまったと泣きながら話してくれました。

経過を見ながら手術を検討するとお医者さんに言われてショックを受けたようです。

当院では太ももの筋肉で緊張したところを確認しながら鍼刺激を加えていきました。

その結果、痛みはかなり軽減しました。

この方の場合はもう一度来院していただいてその後痛みは無くなりました。

脊柱管狭窄症は画像で確認されています。

私の鍼灸施術で脊柱管の狭窄が改善することは考えられません。

ただこの方の場合、太ももの痛みは他の要素が多く関係していたのではないかと思います。

つらい症状の場合でも諦めずに取り組むことも必要だと思います。

2021.11.26

しびれとしびれ感

しびれって何だろう

どなたでもしびれは経験していると思います。

例えば長時間正座をした時にしびれを感じますね。

また手のひらに感じることがあるという方も案外いらっしゃいます。

血流障害や神経障害が原因だという説があります。

ただ私はこれらに疑問を持っています。

正座の場合、その後足への血流が戻っていてもしばらくはしびれ感は続いていると思います。

また神経の障害ならばマヒが伴っているはずだと考えます。

しかし、しびれがあってもマヒはない場合は神経障害ではないと私は思います。

つまり血流障害や神経障害が原因とする説には?のつくことも多いのです。

原因については未だに完全な解明には至っていないのでしょう。

そうならば、それをどう捉えて、どう対応するかを考えないといけません。

私はしびれの場合には筋肉の緊張に着目しています。

そしてもう一つは筋膜、皮膚について考える事が必要だと思います。

この緊張が皮膚や皮下組織に影響を及ぼし、この部分の神経のアンテナを継続的に刺激することが原因と考えています。

当院の例では草刈り機を長時間使った方や高圧洗浄機を使った後に症状の出た方がいらっしゃいました。

このような例でしびれ感が改善、消失しています。

参考 当ホームページ「しびれ感」のページ

2021.10.29

突発性難聴はほったらかさない

まずは耳鼻科の先生に!

突発性難聴になるとびっくりしてしまいます。

そして不安になるものです。

しかし大変ですが落ち着いて考えて下さい。

まず耳鼻咽喉科の先生に診てもらいましょう。

場合によっては入院して点滴の治療を受けることもあります。

まず最初の段階は早めに医師の治療を受けることが大切です。

もちろん、それだけで良くなることばかりではありません。

お医者さんから「○日後に来てください」と言われて、その間に何もしないことがもったいないと私は思います。

鍼灸のお手当をするのはこのタイミングですね。

難治性の突発性難聴は確実な治療法がまだ確立されていません。

症状は残っているけど「治療はもうここまで」となった方が当院に来られます。

ここでなんとかもう一歩改善するためのお手伝いを心掛けています。

自己ケアもおこないながら改善を目指していきます。

当ホームページの突発性難聴のページです

2021.10.4

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